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愛を受け取るコミュニケーションは野暮で水くさい、かも?

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mizugaki

こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の<大人の恋愛術>コラムをお届けしています。

 

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ハンバーガー

 

私たち日本人は、人の気持ちを察するのが上手です。

 

「言われる前にやること」が推奨され、

「空気が読めない」とハミにされたり、

「あ、うん」の呼吸がめざすところとされる、

 

など、言葉では不足するところを読み取り、相手の気持ちを察して行動することを子供の頃から期待されているようなところがありますね。

 

確かに、息が合ったカップルやチームは、すてきです。カッコイイ、です。

 

それが理想、といえばそうかもしれませんけれど、実際には、いったいどれだけのカップルが、気持ち良く、「あ、うん」の呼吸で日常生活を送っているのでしょうか。

 

カウンセリングをしていると、その割合はあまり高くないように感じます。

 

逆に、言葉にすることが「水くさい」ことのように思われ、言葉にしなくても通じ合うことがよしとされる分、近い関係の人とのコミュニケーションがおろそかにされているようにも見えます。

 

パートナーとは、お互いのニーズを引き受け合う関係になります。それだけではありませんけれど。

 

なのに言葉が足りないと、相手の想いを察するのが上手な人ほど、余計に相手のニーズを引き受けてしまいます。先回りして、相手を喜ばせようとするのはいいのですが、相手から同じように気持ちを察してもらえないと、犠牲感ばかり募ります。

 

これが10年、20年、30年と続くと、溜まりに溜まった怒りが絶望感になり、ご本人も気づかないうちに相手を攻撃していたり、ストレスが病気のタネを作ることだってあります。

 

そこまでではないにしても、相手を優しく労わる気持ちには到底なれなくて、いいところ「同居人」扱いになっているのではないでしょうか。

 

 

ハンバーガー   ハンバーガー

 

「ひろみさんのワークショップに行きたいのですが、夫に食事を作らないといけないから、家を空けられないのです」

 

そんな悩みを打ち明けていただくことも多いです。ワークショップにいらしていただきたいのはヤマヤマなのですが、お二人の関係を悪化させるのは本意ではありません。

 

ただ、こういうお悩みを聞くと、きっとこの奥様が「夫のお世話」があるから、我慢しているのは私のワークショップだけではないだろうな、と思うのです。

 

自分が欲しいものを手に入れない、好きなことをしないのに、夫(や子供)はもっともな言い訳になります。ちょっぴり意地の悪い見方ですが、夫(や子供)がいなければ、他の、「やらない」「手に入れない」理由を見つけちゃうかもしれません。

 

なので、私は、ここで、少し「押して」みます。

 

「ご主人に聞いてみた?月に1回くらい、自分で食事のことをやってくれないかしら?って。あるいは、作り置きをチンしてもらうのもダメかしら?って」。

 

すると、

 

「聞く?えっ?彼は絶対にそう思っていると思ってた」

 

とおっしゃるのです。ずーっと彼がそれを求めていると思ってきたからやってきたし、やらなければ彼の愛を失ってしまうかもしれないと不安になりそう。

 

うーん。ご主人は家のことを完璧にこなしてもらって、ありがたく思っていらっしゃるでしょう、多分。

 

でも、その一方で、もし、奥様がそのために自分のやりたいことを我慢し続けていらっしゃるとしたら、きっと嫌味の一つ、二つ、三つくらい投げつけていますよね。人間ですもの。

 

あるいは、奥様の家事のやり方に沿わないと、すごく怒られているかもしれませんね。こういうカップルのおウチは、大概は「奥様ワールド」で、ご主人様は、お世話してもらっていても「やり方」については発言権がないことが多いかも。

 

月に1回、奥様の手作りご飯がなくても、奥様のご機嫌がよくなって、話しかけたら笑顔が返ってきたら、ご主人は喜んで奥様をワークショップまで車で送り迎えしてくれるようになった、なんてケースをたくさん見てきました。

 

ご主人様にとっては、奥様の手作りご飯も美味しくて嬉しいけれど、ご機嫌で笑顔を向けてもらえることの方がずっと嬉しかったみたいです。

 

でも、こんな「パートナーに何を期待しているのか」みたいな話を、私たちはしているようでいて、案外していないのです。

 

 

ハンバーガー   ハンバーガー   ハンバーガー

 

話していても、お互いに自分の言いたいことを言っているだけで、相手の気持ちを聞いていなかったり、理解しようとしていなかったりで、コミュニケーションになっていないことも多いですね。

 

私たちがお互いに気持ちを分かち合おうとするとき、言葉によるコミュニケーションは全体の7%くらいだ、と言われています。40%弱が、「ふーん」「えぇぇ!」「あちゃぁ」みたいな音(パラ言語と言います)で、半分以上が表情や仕草などの動作です。言葉にならないコミュニケーションの方が断然多いのです。

 

つまり、私たちは行間を読み合うようなコミュニケーションばかりをしているんですね。

 

確かに、相手がどうもいやそうだった、とかとても興味をもっていたみたい、とかはわかりますが、本当は「何が」いやだったのか、「どこに」興味をもっていたのか、確認してもいいのではないかしら。

 

あなたにとって一番大切な人の気持ちを、どうかあなたの思い込みで決めつけないで。

 

二人の関係性がうまくいっているときは、思い違いもご愛嬌ですが、すれ違いが多くなると、相手の気持ちを慮ってそっとしておこうと思ったのが、相手からは「冷たい」ととられてしまったり、相手の気持ちを確かめたくて聞き出そうとすることがコントロールと受け止められたりします。

 

逆に、彼がお金の使い方に意見をしたり、怒りをぶつけたり、逆に黙りこくるようになると、すぐにあなたは「もう愛がなくなった」と勘違いしてしまうかもしれません。「私が女性として魅力がないからかしら?」と不安に思う方もおられます。

 

彼の方が、あなたの愛が感じられなくてさびしかったり、不安になっていることが多いんですけれどね。

 

そんなとき、「私が女性として、、、」と自信を失う前に、「ひょっとしてコミュニケーション不足かも?」と思ってみてください。

 

男性は恥ずかしがり屋ですから、愛をなかなか言葉にできないもの。「愛されているかどうかわからなくて寂しい」なんて口が裂けても言ってくれないから、私たちの「察する能力」は、「愛を受け取る」ために使いましょう。

 

「ひょっとして、今日は私のために早く帰ってきてくれたの?」、

「仕事を早く終わらせるの、大変だったんじゃないの?」、

「二人のために、一生懸命にお金を貯めてくれているの?」

・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

愛を受け取るためのコミュニケーションは、案外野暮で、水くさいものだったりもします。しかも、めちゃ恥ずかしいです。

 

でも、この行間を埋める言葉を引っ張り出す努力を重ねるたびに、絆が太くなります。その信頼感がくれる「自信」は、かけがえのないもの、ではないでしょうか。

 

あなたのパートナーシップを応援しています。ラブラブ

 

 

love and abundance,

みずがきひろみ

 

 

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