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「NO」が言えないと恋愛から縁遠くなるという法則

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みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。

 

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。

流れ星 流れ星 流れ星 

 

前回このような記事を書きました。

>>恋愛にご縁がない。もしくは、タイプじゃない人ばかりに好かれる人へ。
 

「NOを言うことが苦手だと、恋愛にご縁がなくなったり、タイプじゃない人に好かれることが多くなりますよ」というお話しでした。

 

では、なぜそのようになってしまうのでしょうか?

 

今回はそうなってしまう理由と対処法について、もう少し深めて書いてみました。ぜひご参考になさってください。

 

***

 

あなたにもこんな経験ありませんか?

「NO」と言えばいいとわかっているけれど、なかなか言えないこと。

 

・タイプではない男性からのグイグイくるお誘い
・気が進まない集まりへのしつこいお誘い
・大切な用事がある日に限って頼まれる残業
・手一杯なのにさらに積まれていく仕事
・疲れていて休みたい休日に遊びのお誘い
・行きたくない飲み会、などなど。

 

断ると「ガッカリさせるのでは」「怒らせて不機嫌にさせるのでは」「次から誘ってくれなくなるのでは」と思うと、言えなくなるんですよね。

 

もちろん、これはいろいろなところで起こります。
職場・恋愛・友人関係、ありとあらゆる場所で、自分の気持ちを抑えがちになります。

 

そのルーツのほとんどは、幼少期にさかのぼります。
一般的に幼少期というのは、生きることのすべてを親に依存しているような状態です。

 

衣食住のすべて、朝から晩までのすべてが、親なしではなにもできないことを、子供はどこか本能的にちゃんと知っているのです。

 

そんな子供にとって、親を不機嫌にさせること、怒らせることというのは、「生きていけない」ということ。つまりは、「見捨てられるかもしれない」という怖れに直結します。

 

親にはそんなつもりがあるわけでも、親が悪いと言いたいわけではないことはご理解いただきたいのですが、何度も何度も「不機嫌な顔」を繰り返されていくと、

 

・親の期待に応えなければいけない
・親を喜ばせなければいけない
・親を不機嫌にさせるようなことはしてはいけない
・自分の気持ちよりも、親の言うことを優先しなければいけない

 

そんなふうに子供は思うようになるわけです。
子供というのは、親の笑顔を見たい一心でそうするものなのです。

 

親との関係性で身につけたこの心のクセが、大人になっても色濃く残ってしまう場合があります。

 

つまりは「人の顔色を見る」「我慢をする」「言いたいことを言わない」というのが、大人になってもコミュニケーションパターンとして出やすいということなんですよね。

 

それほどまでに自分の気持ちを抑えてきた人にとって、「ちょっと無理」と感じるのは、かなりの我慢レベルなのはご理解いただけるでしょうか?

 

だからこそ、こういう時はふたつの行動パターンにわかれます。

 

・何も言わないで我慢を続けるか
・思いきり言い過ぎてしまうか

 

言うとなるとずっと我慢してきた分だけ、怒りという大きなパワーにのせて、一気にドッカーン!という感じになります。

 

つまりは、とても両極端の反応になります。
本人もそれをどこかでわかっているので、ますます抑え込むという悪循環なのです。

 

***

 

「じゃぁ、どうすればいいの?」と思いますよね。

 

皆さんにとってはそれがいちばん知りたいことだと思うのですが、それぞれの環境や背景によって、お伝えしたいアプローチ方法が違うことはご理解ください。

 

ですが、ひとつ共通していることは、自由な感情を感じることを自分自身に許せていないということ。

 

「いやだな」「それはしたくないな」「断わりたいな」とは思うんです。


でも、すぐに「そんなことは思ってはいけない」「これぐらいは我慢しなければ」と、自分の感情をすぐさま打ち消してしまうのがクセになっているのです。

 

自分の感じている感情を打ち消すのですから、どんどん感覚が麻痺していきます。


その結果、「自分の気持ちがよくわからない」という悩みを抱えるようにもなります。

 

人当りがよく、好かれるタイプの方が多いのも事実ですが、いつのまにか面倒な役割を押しつけられていたり、気を遣わなければいけないような人ばかりが周りにたくさんいたり。

 

こういう人にとって「NO」を言うことは、相手を否定することのような気がするので、怖くてなかなか言い出せないのです。

 

「断って嫌われぐらいなら、少々しんどくても引き受けておこう・・・」
これは、相手にはやさしいのですが、それでしんどくなってしまうならば、自分にはやさしいとは言えないのです。

 

そんな時に覚えておいて欲しいのは、そのお誘いについて「NO」と言っただけで、お誘いしてくれた相手を否定しているわけではないということ。

 

むしろ、「NO」を言えるようになるということは、自由な感情を感じることを自分に許すことでもあり、「自分は価値のある存在である」という自尊心を育てるチャレンジでもあるのです。

 

それは、恋愛においても同じ。

断るのが苦手な女性は、そんなに好きでもない男性でも、「こんな私を好きになってくれたから」という理由で、なんとなくお付き合いを始めてしまうケースが多いのです。

 

すると、相手に振り回されるか、自分を抑える恋愛になることが多く、恋することすら「なんだかツライ」「なんだか面倒」になるのです。

 

そんなことを繰り返すうちに、恋愛が億劫になるのです。
誰かといることで我慢をするぐらいなら、ひとりでいるほうがまだホッとできるのです。

 

***

 

だからこそ、そんなあなたにお伝えしたいことがあります。

 

よく考えてみると、「NO」と言うことは、自分にも相手にも正直であろうとするからこそ、勇気を出して言う言葉なのです。

 

やさしさゆえに断れない人には難しいことかもしれませんが、断ることも誠実さのひとつのカタチだと思うと、少し勇気が出るような気がしませんか?

 

「NO」を言うためのテクニックも大切かもしれませんが、自分の感情との付き合い方を、今いちど振り返ってみてはいかがでしょうか?

 

NOが言えない人は、「どうしたいのか」よりも、「どうすべきなのか」を考えがちです。


自分の気持ちを知るために、こんな問いかけを自分にしてみると良いでしょう。

 

「なにもかも許されるのだとしたら、本当はどうしたい?」

 

最初は小さな声でしか聞こえてこないかもしれません。

でもね。あなたの心の声、ちゃんと聞いてあげてくださいね。

 

 

大野愛子のプロフィール&ブログ 

Blog30代からのうまくいかない恋愛と40代からのこじれた男女関係に。婚活・失恋・復縁・不倫など、恋愛についていろいろ書いています。


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