こんばんは、カウンセリングサービス清水三季央(しみずみきお)です。8月に入り雨が続いていましたが、また残暑が戻ってくるようです。皆さん体調に気をつけて下さいね。
さて今回も自己評価をテーマにしました。
◆自己評価の低さが理由となる問題
男女関係では相手よりも自己評価が低いことが原因で、相手を愛せなくて、相手を嫌ったり、責めたり、避けたり、また相手を愛したくても、犠牲をしたり都合よく扱われたり、甘やかしすぎてしまったり、相手から低く扱われたりして問題に陥ってしまうことがあります。
男女関係以外の多くの問題の原因となる場合もありますので、カウンセリングを受けて指摘された方、サイトを読んで学んだ方も多いかもしれません。
今回は、自己評価を高めるというわけではないのですが、自己評価の低さへの対処法をお伝えしたいと思います。
◆人は感情と現実を混同してしまいがち
人は感情で感じていることを現実だと捉えがちなところがあります。ということは、自己評価が低い感情を感じていると、現実でも、周囲や他者から低く評価されているように捉えてしまいやすくなってしまうのです。
例えば、男女関係で、感情としては自分で自分をダメだと感じている時、現実では周囲や異性に好かれている状況だとしても、感情で感じていることを現実だと捉えてしまって、きっと異性からも愛されていないはずだと誤解してしまいやすいです。
そのため、自分から愛想をよくして周囲や異性から拒否されると傷ついてしまうと考え、自分から愛想を悪くしてしまったり、周囲や異性に無理に愛されるようにしないといけないと考えて、極端に頑張ってしまったり、迷惑をかけないようにと極端に消極的になってしまうかもしれません。そして、自分の言動によって、現実的にも、周囲や異性から愛されない状況を作り出してしまいます。
結果として、感情で感じていた通りやっぱり、自分は愛されなくてダメだと現実と感情を一致させてしまうことになってしまいます。残念なことに、本当は自分で引き起こしてしまっているのですが、それに気づかないこともいくらでもあります。
◆感情と現実をわけて捉えてみましょう
このような問題を防ぐために、感情で感じていることと、現実とを分けて捉えることが役立ちます。
例えば、自分では自分はダメだと感じているから、現実でも周囲や異性から愛されていないのではと思いがちだけれど、実際は確認していないからわからないと、捉えます。また現実はどうだろうか?とよく観察してみたり、コミュニケーションをしたりして上手に把握して判断していくのです。
それだけでも、自分から愛想を悪くしてしまったり、異性や周囲に無理に愛してもらおうとしたりという、現実とは合わない言動や現実を悪くしてしまう言動をしなくて済むようになります。その結果、自分は愛されなくてダメだと感じるような現実を引き起こすことは避けやすくなります。
◆うまくできなくても大丈夫
自己評価が低いと常にネガティブな感情に支配されてしまいがちですが、だからといって現実のすべてがネガティブな状況とは限らないということなのですが、理屈は理解できたとしても、人は、感情で感じていること=現実 と捉えてしまいがちなので、急にうまく取り入れることは難しいものです。うまくできなくても、そういうものなんだと捉えて、やっぱり自分にはできないんだとすぐにあきらめないように心がけて下さいね。
そして、もしできそうだったら身近な人間関係や、人間関係以外など安全な場面で、感情で感じていることと、現実との確認をしてみて下さい。
例えば、失敗しても許されそうな友人や家族には、自分が感情で感じていることと、相手が自分をどう思っているのかその現実を、コミュニケーションで確認してみる。
出会いアプリや簡単な抽選など、チャンスがありそうなことは尻込みせずにチャレンジをしてみる。
もしかしたら、自分が感情で感じていることと違った現実に出会うかもしれません。(必ずしも希望通りとは限りませんけどね)
◆終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました。感情と現実をわけて捉えるという考え方をお伝えしました。ヒントにして下さいね。
。カウンセリングではセラピー(イメージ療法)を使って、簡単に自己評価を高めるたり、感情と現実をわけて捉えるトレーニングもできますので、ご興味がある方は使ってみて下さい。
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