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毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーシップの問題の修復や、もっと幸せな二人になるためのご提案をさせていただいています。
担当は「池尾昌紀」・「池尾千里」の夫婦カウンセラー。毎週交代で発信しております。今週は、池尾千里が担当です。よろしくお願いします。
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誰かを好きになる恋愛によって、結婚という形になり、ふたりで生きていく中で、両家の冠婚葬祭をこなしたり、家族が増えたり、家や車を買うことで、共有の資産が増えていったり、地域での役割を持つことで、その土地に根を下ろした生き方になったりと、一口に「夫婦」といっても、いろんな要素と側面を持っています。
その時その時の状況に応じた変化を、受け入れていくことも多いものですよね。
対峙した状況に、一生懸命対応していこうとします。
そんなふうに、例えば、「夫婦仲」がどうとか考えなくても、夫婦というのは、その形にだんだんと社会的に自然となっていくとも言えます。
問題がなくても「夫婦仲」を意識する
「夫婦」、しかもどこかの知らない夫婦ではなく、自分たち「夫婦」について、立ち止まって考えたりすることは、よほどの問題がなければ、しないまま過ごすことも多いのではないでしょうか。
浮気や離婚問題があって、慌ててカウンセリングに駆け込んでいらっしゃるケースは非常に多いのですが、逆に、問題という問題はないけれど、ご自身の「夫婦」のことについて、より良くなるためにというケースは、なかなかありません。もちろん、何も問題がないのに、粗探しをするとよいと言っているわけではありません。
ただ、「夫婦」という形を、なるべく良い状態にしておくことを心がけるのは、とてもよいことです。
それは、もちろん夫にとっても、妻にとってもいいということに留まらず、一緒にいる家族(こどもや親など)にとっても、ご近所さんにとっても、あなた方を知る全ての人たちにとって、とてもよい影響を与えるといっても過言ではありません。
そんなの関係ないでしょ、とふと思った方は、逆を想像してみていただけるとよくわかるかもしれません。
私が与える影響が、2万人っ?!
あなたの暮らした家で、お父さんとお母さんが、穏やかに笑顔でいる時間、あなたはどんな気分でいられたでしょうか。お隣のお家から、今日も夫婦で罵り合う声が聞こえてきたとしたら、あなたの心は、その影響を受けないでいられるでしょうか。
「夫婦仲」が良いというだけで、家族やご近所さんは、もれなく良い気分になれそうですよね。
さらに、それで気分の良くなった家族やご近所さんが、気分良く職場に行き、仕事をしたり、いろんな人と笑顔で接することがあれば、さらにまたそれによって、いい気分になれる人は増えていくでしょう。
こんなふうに連鎖して、人の与える影響は、20,000人とも言われているそうです。
「夫婦仲」がいいことは、社会貢献に他ならないのですね。
自分たち「夫婦」についての無頓着の理由
さて、しかしながら、私たちは、自分たち「夫婦」のことに関しては、本当に無頓着です。
よほど問題が起こらなければ、時間とお金を掛けたカウンセリングなどには行きませんし、本当に「離婚」が目の前に来て、いよいよどうしよう!!と追い込まれるような状況にならない限り、私たちは、自分たち「夫婦」については、きちんと考えたりしないようです。
そこには、理由があります。
それは、私たちの両親は、何もしなくても添い遂げている(添い遂げつつある)からです。
喧嘩があったり、愚痴を言っていたり、とても仲が良いとは思えないけれど、それでも別れないで、ふたりで「夫婦」をしているのを見ているせいです。
「夫婦像」がビジョンになるようなものでないことも、そういうものだという影響を受けていますし、「夫婦」について考えたり、何かしら仲良くなる試みをしようかな、ということも、そもそもの考えにないのではないでしょうか。
そんな両親を見てきた私たちは、夫婦とはそんなもので、そんなふうに添い遂げるものだ、と固く信じています。いいとかわるいとかではなく、そういうものだと諦めているという感じでしょうか。
「夫婦」のごまかしがきかない核家族
時代背景もあるでしょう。
親世代の頃の嫁という立場と、「夫婦」の対等さは、現代のそれとは、違うものであっただろうことは想像がつきやすいと思います。「夫婦」の間には、現代よりももっといろんな事情や人が、当たり前のように入り込んでいて、ふたりきりのパートナーシップとは、ずいぶん違っていたはずです。
そのせいで、「夫婦」について、夫婦であるふたりが考えるということも、機会があったとは思えませんね。
そんな時代に「夫婦」をしてきた両親の形と、現代のパートナーシップは大きな違いがあり、じゃあどうしたらいいのだろうと、やり方がわからないなんてことになりやすいようです。
現代は、核家族が多いので、「夫婦」に何か問題があると、ごまかしがききません。介入する親や、そのまた上の祖父母などがいないからです。
問題が問題として、解決の糸口もみつからず、家の真ん中にあるのは耐え難い苦痛にちがいありません。
しばらくは、がまんできたとしても、やがては一刻も早くここから去りたい、この状況を終わりにしたいと「離婚」に踏み切る人が多いのもわかる気がします。
夫婦仲を良くする「手間」
親世代の夫婦が、あまり意識することのなかったもので、これからの私たちの時代で必須なものは、自分たち「夫婦」が仲良くあるための「手間」です。そして、その「手間」は、結婚したらすぐ開始していただくのがいいと思います。結婚してだいぶ経っている方は、是非、今から始めてみてください。
結婚した頃、まだラブラブで仲良しの頃から、このままずっと仲良しでいるための「手間」を忘れないようにするのは、全然難しいことではないはずです。この時期は、相手に何かをしてあげたり、相手から何かしてもらうことにも抵抗があまりありません。距離が近いからですね。
素直になれない原因になるような不満もないでしょう。(素直になれない原因があって、とても夫婦のことに「手間」をかける気にならない方は、不満や怒りの消化が先です。)
では、「夫婦」が仲良くあるための「手間」とはなんでしょうか。
まずは、「ずっと仲の良い夫婦でいましょう」ということをお互いに決意表明、意思確認することです。結婚当初、ラブラブだからこそ、うやむやにしがちなものです。
そして、そのために何をするか、ふたりの決めごとをしておくのです。
お付き合いをしている中で、ふたりのコミュニケーションの弱点があったはずです。
例えば、喧嘩になると、どちらかが黙ってしまい、気まずい時間が長いとか。そんな時は、どうしてそんな時、黙ってしまうのか、仲良しの時に聞いてみるのです。
「胸がいっぱいになると言葉にならない」のかもしれないし、「頭に来て、話したくなくなる」のかもしれませんよね。
でも、黙ってしまうと相手には、あなたを理解する手段がなくなってしまいます。しかし、そうはいっても話ができないのですから仕方がありません。
そんな時は、じゃあ、そんな状況になったら、1時間くらい置いて、話せるようになったら話そうというのもいいかもしれません。または、そんな日は、早く寝てしまって、翌朝は、笑顔でおはようと言おう、とか、とにかくハグしよう、とりあえず感謝を伝えようみたいなことでも、ご夫婦によってはいいかもしれません。
とにかく、どんなふうでも、ばかばかしいものでも、誰にもシェアできない方法でも、ご自身の夫婦間でしっくりくるものを決めたらいいのです。目的は「仲の良い夫婦でいる」そのためのものです。
変化する「夫婦」
結婚して、年月が経つ、こどもが生まれ、パパやママになる、年を取る、どんどんふたりは変化するでしょう。関係性も当然変わります。結婚した頃のようなふたりではなくなっていくでしょう。それは、悪いことではありません。自然なことです。
でも、「仲の良い夫婦」でいることはできます。
結婚した頃、喧嘩の時、胸がいっぱいになって言葉にならなかった妻の口から、今は、マシンガンのように言葉が飛び出すようになり、夫が黙るようになるかもしれません。
喧嘩をいつまでも持ち越さないよう、決めごとも、忘れず更新していってくださいね。
何か夫婦にとって、ひどい状況や、誰かが傷つくような、そんなことが起こる前に、「夫婦仲」について、ふたりで考えるちょっとの「手間」を惜しまないことが、お互いをベストパートナーにする、堅実な道だと思います。
お役に立てれば嬉しいです。
池尾千里
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「カップル・カウンセリング」のブログ連載は、「池尾昌紀」「池尾千里」が担当し、「男性心理」「女性心理」を紐解いていきます。
恋愛・夫婦問題で悩んだり、パートナーをみつけようと思っている方、将来の結婚に役立つご提案を、毎週月曜日に発信していきます。
手っ取り早く「男女の心理が知りたい!」という方は下記の記事をご覧ください。
>>>「こんな時の『男心』『女心』がわからない!」シリーズへ
「池尾昌紀」「池尾千里」の「カップル・カウンセラー」によります、男女関係改善のためのブログをどうぞご愛読いただけたらと思います。
今回の記事がお役に立てれば嬉しいです。
池尾昌紀・千里による『カップルカウンセリング』もご好評いただいております。お客さまのパートナーとご一緒にカウンセリングを受けていただくこともできます。
カップルカウンセリングの料金は、お一人で受けられるものと同じです。
ご希望の方は、ご予約の際にお申し出くださいませ。
次週、6月12日(月)は夫、池尾昌紀が担当します。
どうぞお楽しみになさってくださいね。
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