
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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恋愛の中で、『こうあるべき』ということにとらわれてしまうことがあります。
◆彼女なのだから、彼にやさしくすべき
◆彼女なのだから、彼に料理を作るべき
◆彼女なのだから、彼に料理を作るべき
ほかにも、数えきれないくらいあるのかもしれませんし、女性だけがとらわれるものではありませんので、男性の中にも、同じように『こうあるべき』にとらわれてしまっている人も少なくないでしょうね。
おそらく恋愛の初期の段階では、『彼にやさしくしたい』と思っていたでしょう。
同じように『彼に料理をつくってあげたい』そう思っていたのでしょう。
同じように『彼に料理をつくってあげたい』そう思っていたのでしょう。
でもだんだんと、してあげたいこと、したいことが、すべきことになってしまっていないでしょうか?
すべきことというのは、実のところやりたくないことであったりします。
『すべきだ』と強く思うことで、自分自身を説得しようとしているのかもしれません。
したくないことをやり続けていると、だんだんと、その環境が嫌になり、その環境にいる彼に対してもイライラしてきてしまいます。
最初は彼のことが好きで、してあげたい、したいと思っていたことが義務のようになり、好きだった彼のことまで嫌いになってしまうのは、とても悲しいことです。
でも、あまりにも癖のようになってしまっていると、自分自身で、それがやりたいことなのか、すべきだからやっていることなのかがわからなくなってきてしまいます。
そんな時は、自分に問いかけてみると、それがやりたいことなのか、義務感でやっているのかがわかります。
例えば、普段何気なくやっていることに対して、『彼にやさしくすべきだ』などのように、言葉に出してみるのです。
そして次に、『彼にやさしくしたい』と『すべき』の部分を『したい』に変えて言葉にしてみる。
どうでしょうか?
もし、『彼にやさしくしたい』と言葉にしたときに、違和感があるようであれば、義務感が強くなっているのかもしれません。
何か犠牲的になっている部分があるのかもしれません。
そんなときは、無理にやさしくするのではなく、自分の正直な気持ちを、彼にコミュニケーションしてみるといいかもしれませんね。
『彼に料理を作ってあげるべき』と『彼に料理を作ってあげたい』の両方を言葉にしてみて、違和感があるかどうか。
私たちは、『したくない』『嫌だ』と思っている自分を、あまり良いもののように思えないようです。
ですから、そんな自分を隠すために、『すべきだ』という言葉で、自分を説得しようとするのです。
ですから、そんな自分を隠すために、『すべきだ』という言葉で、自分を説得しようとするのです。
でも人間ですから、自分の体調がすぐれないとか、仕事が忙しいとか、不満があるとか、我慢ばかりしているなどの状況があったときに、『したくない』と思うこともあります。
そんな時こそ、そんな自分を隠すのではなく、彼とコミュニケーションが必要なときなのです。
自分に対して『すべき』を連発していると彼にも『すべき』を要求してしまいます。
そうなると、お互いが義務感で一緒にいるようになってしまい、ギクシャクしてしまいます。
そうなると、お互いが義務感で一緒にいるようになってしまい、ギクシャクしてしまいます。
時々は自分の『すべき』度合いをチェックしてみるといいかもれませんね。