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愛を受け取る

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恋愛テクニック

こんばんは。
カウンセラーの平です。
日曜日の恋愛心理学を原カウンセラーと隔週で担当しています。

ライン ライン ライン ライン

恋愛本や恋愛コラムなどを見ると、「彼(彼女)をいっぱい愛してあげましょう」とよく書いてありますよね。

 

でも、じつはそれ以上に大事で、そうしたいと思っていてもなかなかできないのが、「愛を受け取る」ということかもしれません。

 

愛を受け取る?

 

 

そうです。人間というものは、だれかやなにかを愛しているとき、心が喜びを感じます。

だとすれば、パートナーにあなたを上手に愛させてあげることができたら、それは彼(彼女)の喜びにつながるわけです。

 

「なにをあたりまえのことを‥‥!」と思わないでくださいね。これが上手にできないばかりに、恋愛がうまくいっていない人の、多いこと、多いことビックリマーク驚き

 

まず、人生や恋愛がうまくいくかどうかは、心理学的に見ると、あなたが自分のことをどのような人間だと思っているかが左右します。

 

「自分は愛されるにふさわしい」という自己概念があれば、まわりにいる人たちのことを「きっと自分を愛してくれるだろう」という目で見ますから、あなたの表情もフレンドリーで穏やかなことでしょう。

 

すると、当然ながら、愛されやすいわけですね。

 

それに対し、「自分は愛されるわけがない」という自己概念をもっているのだとしたら、まわりの人たちのことも「自分を拒絶したり、傷つけたりするのではないか」と考えていますので、あなたは怯え、防衛的になり、自然と悪い態度をとっているはずです。

 

すると、まわりの人から見たあなたは、近寄りがたく、愛しにくい人になっていますよね。

 

ある女性のクライアントさんは、思春期のころから家族との折り合いが悪く、早く家を出たいと考えていました。で、高校を卒業すると、大学には行かず、地元から東京に出てきたわけです。

 

それから約10年、実家とはまったく連絡をとらず、居場所も教えず、自立した生活を送っていました。

 

さらに、一人で生きていくことが安全で自由だと思っていたので、友だちも作らずに過ごしてきましたが、だんだんその生き方では行き詰まるようになってきました。

 

職場の対人関係でももめることが多く、精神的に疲れ果てて仕事を離れ、そして、ついに生活にも困窮するようになってしまったのです。

 

「このまま死んでしまうか」、それとも、「実家に助けを求めるという、死ぬことよりも屈辱的なことをするか」。彼女の選択肢はこのたった2つしかありませんでした。

 

そして、食事をとるお金もなく、3日間の絶食したのち、ふとしたインスピレーションから、彼女は10年ぶりに実家に電話をしたのです。

 

「なにをいまさら、電話なんかかけてきやがって」と言われると彼女は思い込んでいました。が、電話に出たおかあさんは涙声になり、「よくかけてきてくれたね。元気でやっているの?」と彼女を受け入れてくれたのです。

 

彼女はいつものように「元気でやってる。大丈夫だよ」と見栄を張ったのですが、なにかを察したおかあさんは「ミカンを送るから」と言い、彼女から住所を聞き出したわけです。

 

翌日の午前中、早くもミカン箱が到着しました。彼女がその箱を空けてみると、その中の封筒に5万円のお金が入っていました。

 

さらに、その週末には、おとうさんから電話がかかってきました。彼女の家の近くまできているとのことで、食事に誘われ、そして彼女はおとうさんと10年ぶりに会うことになったわけです。

 

この10年間ことをなじられるだろうと思い、渋々出かけていったわけですが、おとうさんからは「この前の電話で、おかあさんをどれだけ喜ばせてくれたか」、「自分もほんとうにうれしかった」という感謝の言葉が伝えられたのです。

 

そして、別れ際、彼女に20万円の入った封筒を手渡してくれたのです。彼女はその封筒を拒絶することができませんでした。

 

そんなことがあったあと、彼女は私の電話カウンセリングを受けてくれたわけです。

 

「じゃあ、一度、実家に帰ってみたら?」と私は提案してみました。

 

彼女にとって、それはものすごく抵抗があることだというのはわかっていました。が、それができたなら、彼女が長年抱えてきた思い込みが劇的に変わる効果があると考えたのです。

 

そして、まもなく、彼女は実家に帰っていきました。

 

いちばん喜んだのはおばあちゃんで、「もう、いつ死んでもええ!」とずっと泣いていたそうです。

 

彼女にとって、自分の自己概念が変わってしまった瞬間でした。

 

「自分は愛されるのにふさわしい。私はだれかの喜びである。私はだれかの生きがいであった」と感じることができたのです。

 

もちろん、ご両親にとっても、彼女が電話をしてきたこと、お金を受け取ってくれたこと、そして、10年ぶりに帰ってくれたこと、そのすべてが喜びとなりました。

 

愛を受け取る。ラブラブ

 

それは、あなたのそばにいる人を、心から喜ばせる体験となるようです。テレ


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