2週に1回、近藤あきとし一緒に記事を担当しております、小川のりこです。
いやあ、皆様。
小川は12月からとことん自分がやばいです。そのやばさは12月の一時に終わると思ったのに新年早々やっちまいまして、どーなってんだ私!? って感じでございます。
クリスマスに行ったUSJで忘れ物多々、紛失物多々。
家に帰ったら、これまたクリスマス前に行った人間ドックにて、乳がん検査に引っかかり、要精密検査の紙と紹介状まで入ってて、怖くてたまんないのに、そんな状態で神戸の実家へ。そして気が付きゃ家に着替えや何やらと荷物を全て忘れ、名古屋の旦那様の実家に行く前にわざわざ取りに行く羽目に(T_T)
名古屋へ言ったら、荷物はあるものの、今度はちびっこのお年玉全部持って来ず(@_@;)!
(急遽、ちびっこが揃う前になんとかしました)
旦那様も息子も、「ここんとこどうした!?」とか、「ママ終わってる…。」とか、心配ではなく、めっちゃ笑っていました(▼▼)。
でも正月のおみくじは、ここ十年くらい出したことない、”大吉” を引き、占い関係一切気にしないわたくしですが、おみくじに書いていた、”病:心配なし。病もすぐなおる” とあったので、ずっと気になっていた乳がん検査のことにはかなり救われました。
そんなありえない忘れ物や、ショックな出来事を抱えたまま迎えた正月ですが、実際の乳がん検査は、今回は大事に至りませんでした(ノ_-;)・・・・。
あああ・・・・。
もぉええ加減勘弁してと思う今日この頃でございます。
ところで。
今回は、皆様から頂いたご相談にお答えいたします。日頃から多くの方からご相談頂いています。ありがとうございます。公開で回答出来る方はわずかですが、頂いたご相談は、出来るだけお返事いたしますね。
******** ご相談 *********
いつもブログに励まされております、みお(20代前半・女)と申します。
結婚・子育てに幸せなイメージがなく、お付き合いをしているうちに将来を想像して苦しくなり関係を終わらせてしまうことを相談したく送らせていただきました。
長文で申し訳ございませんがお読みいただけたら嬉しく思います。
私は両親に大切に育ててもらいました。でも両親は、特に母が不満を持っているのにほとんど会話をせず、向き合うことをあきらめています。最初は向き合おうとしても無駄に終わり続けたようです。なので喧嘩することはまったくありません。毎日家族から感謝もされず、子供に自由を奪われたり家事をいやいや一生していかなければいけない諦めきった母をみていてつらいです(そのことに気がついてからなるべく手伝ったり両親の仲を気遣っているつもりですが他の家族は知らんぷりです)
結婚・子育てにいいイメージがないなら一生しなければいいとも思うのですが、そう決意しようとすると、何が虚しいのか涙があふれてしまいます。町で話しながら歩いている家族やこどもを見て嫉妬・怒りのようなよくわからない負の感情でコントロールができません。
幸せな家庭にできるかは親と関係なく自分で決めることができると頭ではわかっているはずでも、どうしても会話があったり自分が犠牲にならない幸せな家庭が想像できません。お付き合いして下さる方にも大変申し訳ないのですが、仲良くなるにつれてふと将来を想像したとき自分の父親のようになった彼と母のような私を想像してしまい苦しいです。ちょっとしたことを全て、悪い想像に結び付けてしまいます。
例えば、手料理が食べたいな、と言ってくれて、私自身も食べて喜んでほしいと思って作ってたくさん感謝してくれたときも→もしかして、将来私は家事を全てやらされ感謝もされず奴隷のようになるのでは。というように。
こう思ってしまうことがお相手に申し訳ないし幸せにならない将来へ向かっているようで私自身もつらく関係を維持したいと思えなくなってしまいます。
一方で、結婚に恐怖を感じるのを親のせいにしている自分が嫌になります。折角育ててくれたのにと。将来もし子供がいても、私が今思っているようなことをその子供が感じてしまったら親として悲しいはずです。
2年ほど一人暮らしをして、家族と距離をとったのですが、なかなか自分と他の家族が別の道を歩めるという実感が持てず悩んでいます。
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みおさん、こんにちは。
ご相談、ありがとうございます。
文章を読ませて頂いてすぐに思ったのは、あなたの優しさと愛情の強さです♪
あなたにとって、とても大事な家族ですね。
そのご両親の苦労や一生懸命さ、大変さをとてもよく見て来られたのだと思います。それゆえ自分の力で少しでも楽にしてあげたいという気持ちで、あなたも一生懸命関わって来たのでしょう。でも一方で、みおさんには、言いようのない孤独感、とても強い寂しさもずっと抱えていらっしゃったように思います。
みおさんの未来に、少しでも光が見えるよう、お手伝いしたいと思います。
では、考えていきましょうね♪
みおさん。
あなたはずっと”お母さんの傷み”を感じ取っていたんじゃありませんか?
母が不満を持っている・・・と書かれてあります。
お母さんの不満。それはきっと、
私なんか、どうせただの家政婦だわ。
という気持ちかもしれません。
それに対して、あなたは、
「お母さん、そんなことないよ。私はお母さんの大変さちゃんと見てるし、いつも感謝しているんだよ。」
って、手伝うことで、一生懸命伝えていたんじゃないかな。
それは、あなたがとてもお母さんを愛していて、同時に何とか助けたかったということに繋がりますね。
でもお母さんは少し絶望していたようですね。
絶望って、初めは期待があるから出ちゃうんです。
きっとこうなっていくだろうな。きっとこうなんだろうなって。
お母さんは結婚当初、きっといつまでも明るく仲のいい笑顔の絶えない家族を想像していたんだと思う。でも自分が思うように行かなかった。
でもね。
それは、お母さんのせいでも誰のせいでもないの。
時代というのもあるんです。
お父さんとお母さんのご両親は、きっと戦後を生きて来た人たちね。自分にも他人にも厳しくなければ生き残れない時代を生きて来た人。多分お父さんは、そんな父親に育てられたのだと思う。だとしたら、お父さんのお父さんは、きっと女性のこと知りません。女性ときままにデートなんて時代じゃないからね。だとしたら、お父さんもそんなお父さんに女性のことを教えてもらえるわけがないよね。でもお父さんはお父さんなりに一生懸命お母さんを愛していたんだと思う。だけど、きっとお母さんが求めている行動や言葉はほとんど分からない。だから、お父さんが伝えたい愛情や感謝は心で思っていても、なかなか言えないだろうし、ごめんなさいもなかなか口に出来ない・・。そんなお父さんだったんじゃないかな。
でもお母さんも不満を持っているのだとしたら、お母さんも本当の気持ちはなかなかお父さんに言えなかったかもしれません。表面的な怒りは言えるかもしれないけど内面まではね。
お互いにどうしていいかわからない・・・。
そんな両親だったのかもね。
ということは、お父さんはお母さんのみならず、家族との関わりもどうしていいか分からないということが多かったと思います。分からないなら余計なことを言わない方が良い…。それが分からなくなった時の多くの男性の考えなのね。
お父さんも伝えられないしお母さんも言えない。そんな二人を見て育って来た子供であるみおさんたちも、当然どうやってコミュニケーションって取っていくのかというのが、分からなくなってしまうと思います。そういうことってみおさんも多くない?? こころで思っていても、家族の誰も自分の気持ちはなかなか上手く言えない。
で。どうせ誰もわかってくれない・・・とお母さんが思うようになっちゃったのかな。
どうせ話したって無駄…。
私は家政婦。
夫なんて何にもしてくれない。何も言わない。
このままただ毎日が過ぎるだけ。
誰か助けて欲しい…。
そんな気持ちがお母さんに芽生えてしまって日常になると、お母さんは相当しんどかったと思います。でもお母さんと頑張って関わって来たみおさんにもこんな気持ちあるんじゃないかな。
で。そんなお母さんを見て来たみおさんのこころってどうなると思う??
私もきっと家政婦みたいになるのかな。
お母さんのようにしんどい思いいっぱいするのかな。
女って家庭に入るとそうなるのかな。
そんなにやること増えるのかな。
窮屈になるのかな。男性も夫になるとこうも変わるのかな。
きっとそうなんだろうな。私も同じになるんだろう。
今の彼もそうなるに違いない。
私たちの見本ってどうしてもご両親になります。
一番身近で毎日見てしまうお手本ね。
だから、その影響は大きくて当然なの。
本当はこういう時、真逆の家庭を見るのがいいのね。仲がいいご両親。仲がいい家族。好き放題言い合ってそれでも笑顔でいる家族。
でもあまりにも自分が苦労していたり、しんどそうなご両親だったりすると、真逆で生きている人を見ると辛くなってしまうこともあるの。みおさんのようにね。
それは、
あんな家族なんて、私には絶対に得られない。
手に入れられないなら最初から求めない! だから見せないで!!
そう思ってしまうから。
でも誰よりも本当は欲しています。だから、怒りを感じちゃうね。だから思うだけ虚しくなっちゃって涙が出て来るの。
みおさんは、出来る限りお母さんを助け、関わっていたと思います。でもお母さん自身の痛みが強すぎてあなたの愛情を受け止めきれなかった。だとしたら、みおさんはこころの何処かで、自分の力不足みたいなものも感じちゃう。それは同時に自信を失ってしまうことにもなるの。
そうすると、
私は違う。お母さんの分まで幸せになる。
そして、お母さんに幸せな私を見せて、”あなたの生き方は間違ってない、あなたの苦労は全て間違っていない。”ってことを証明する!
なんてこと思えないよね。
でも本当にあなたがしたいことはこっちじゃないかな。
小川はそう思います(*^.^*)
だから今もここまで悩んでるんだよね。方法が分からなくて。それでも何とかしたいって。そうやってやり方を探って見つけようとして、今日まで頑張って来たんじゃないかな。こういう相談場所やサイトも読みまくっていなかったかな( ̄▽ ̄)。
とても勉強して来たでしょう。
今のみおさんに必要なのは、自分自身に対する誤解を解くこと!
私たちは書かせて頂いたように、どうしてご両親は何かしらの見本になっちゃう。基準になっちゃいます。愛してる思いが強いと余計ね。
でもまずは意識して。
見てきた記憶は強いけど、でもあなたはあの時代を生きて来たお母さんじゃありません。全く同じ境遇を生きた同じ考えを持った人間じゃありません。
同じ人間じゃないのなら、同じ人生を歩むわけないの。
でも、きっとこうなる、きっとこうなるという不安は、自然と”こうなる”環境を自分で作り上げてしまいます。だから、
私と親との生き方の違い、考え方の違いを、ちゃんと見て下さいね。
お母さんから産まれたけれど、同じ時代じゃないし同じ環境ではない。
お母さんはどうお父さんと、家族とコミュニケーションを取るべきか分からなかったまま、一人で必死だったかもしれません。彼らの時代は今のように、こころの科学はほとんど公にない時代です。でも今の時代は、ネットがあります。男女関係の相談場所があります。で、あなたはそれを活用し、希望を必死に見つけようとしています。
お母さんは散々頑張って来た今だから、希望を失って、下を向くしか出来ないし、あなたのようにこうしてさらけ出して相談するという発想すらないかもしれません。
でもあなたは違う。
ちゃんと希望をまだまだ持っています。でなければ学ぶ姿勢や実際に相談なんかしないものです。
そういう家族だったからこそ、みおさんにはここまで強い愛が育ち、その中で希望を見出す力が備わったのかもしれません♪
じゃあ、見せてあげましょう!
あなたのその愛情の力をね。
信じていいですよ。もっと自分の愛情の強さ、心の強さ。
お母さんには出来なかったかもしれないけど、そんな苦労して一生懸命だったお母さんが見せてくれた姿を見て育った自分自身の強さをね。
お母さんが出来なかったことは、全部これからのあなたが出来ることです。
マイナス感情って引っ張られやすいんだけど、その感情をたくさん持ってるお母さんにはプラスの力が必要です。それは、あなたが今よりももっと元気になった時、その元気さで関わってあげたらいい。
無理して今一生懸命関わる必要はありません。
まずはあなたがお母さんの生き方とは切り離して、自分自身を見ることが大切です。
お母さんはこうだったから、我が家はこうだったから、私はきっと・・・
ではなくて、
お母さんは、家族はこうだったけど、私は必ず・・・!
に意識を向けてごらん。
今日まで本当に頑張りましたね、みおさん。
その環境の中で、強い愛情や優しさを学んだあなたなのだから、みおさんにはきっと出来ますよヽ(^◇^*)/
それでも心配なら、いつでも詳細に教えに来て下さい。お力になりますね。
今回のご相談の回答が、みおさんのみならず、結婚にいいイメージを持てないすべての女性に、何かしらのヒントとなれば幸いです。
ありがとうございました♪
●●●● お知らせでございます ●●●●
網膜剥離の手術後だったため、子育て記事は前回お休みを頂きましたが、
次回は、
2月3日
に担当いたします。
よろしくお願いいたします。
そしてお知らせがもう一つ♪
カウンセリングサービスの わたくしとほぼ同じ歳ですが、孫もいるΣ(゚Д゚)というお母さん的存在である、
大門昌代カウンセラー
が、このたび子育て本を出版いたしました♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪
出版日は11月5日
です。
こちらの方も、よろしくお願いいたします。
♪小川のプロフィールでございます~♪
小川のりこの赤裸々ブログはこちら~
~~~~~ お知らせ
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2週に1度の「婚活」担当、
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小川に回答してほしいご相談がある方は、メッセージでご相談をお送りください。
なお、件名に「小川のりこへの相談」と明記してください。
いただいたご相談の中から、1~2ヵ月に1件のご相談を採用させていただきます。
ご相談をお送りいただいたみなさんに回答できない場合や、回答までに日数がかかる場合があることをご了承ください。
メッセージは、1,000文字が上限となりますので、ご相談内容は1,000文字以内にまとめてください。
なお、採用させていただいたご相談内容は、ブログ上で回答とともに公開させていただきますので、文中のお名前等を含め、公開されてもよい内容でお送りください。(IDは公開いたしません)
みなさんのご相談をお待ちしています!