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女性は、バカで、小さくて、デキない方が愛される?!

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mizugaki

こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の「大人の恋愛術」コラムを担当しています。

 

まずはお知らせです。

 

ベル今年最後の【みずがきひろみの心理学サロン】は12月15日(木)です!テーマは、『人生にコミットする!〜自分を与える幸せ〜』。相互依存の関係性を手にいれる最終段階では、「(愛に)コミットする」ことで内なるパワーをもう一度蘇らせます。もう一度、あなたの人生を取り戻しませんか?

詳しくはこちら>>>>>>>

 

 

雪

 

昨日、東京ではかなりしっかりと雪が降りました。11月に東京で雪が降るのは56年ぶりだそう。秋をあまり感じないまま、「ま冬」に突入して、身体もびっくり。どうぞ皆さまもご自愛くださいね。

 

さて、今日、取り上げたいのは、この、

 

「女性は、バカで、小さくて、デキない方が愛される」

 

という思い込み。お客さまとお話しているとよく出てきますので、こちらの読者の皆さまにとっても、アルアル、ではありませんか?

 

 

昔、

 

「私は、ノロマで、グズなカメだけれど、、、」

 

というのが常套句のドラマがありましたっけ。

 

 

私が少女漫画にハマっていた頃も、主役は、「私って背も低く、美人でもなく、目立たなくて、おとなしくて、恥ずかしがり屋で、取り柄もないし、自分を主張できないけれど、実は優しいの」みたいなタイプばかりで、そんな「屋根裏部屋のシンデレラ」が王子さまに「君みたいな子といるとボクは自分らしくいられて素直になれる」とか言われて本命になる、というストーリーばかり。

 

頑張って、成績よくて、明るく、お友達も多い、華やかな人は浮かばれないというパターンが多かったですね。

 

そんな漫画を見ながら、私は、というと

 

「私って、背も高いし、ガタイもしっかりしていて、肉付きもよく、気が強くて、自己主張しちゃう、シンデレラになれない、つまり主役になれないタイプなんだ」

 

と落ち込んでいたわけです。

 

 

コンプレックスってしつこくて、キリのない、どこにでも入り込むものなんですね。

 

 

女性にとって、「男性に愛される」のは、幸せへの道と言っていいくらい、すごく、すごく欲しいモノです。

 

だからこそ、「男性にモテる」ためのルールブックみたいなものが大流行りします。

 

髪がなびいて、揺れた方がいいのね。

服の色は、明るいパステル系、もしくは紺。

肌の露出は控えめに。

 

女性の方から声をかけないこと。男性に追わせて。

男性は頼られたいのだから、あなたの方から甘えて。

 

とか。

 

特に、カウンセリングサービスにカウンセリングをご依頼いただくときは、恋愛がピンチなときだったりするので、

 

「やっぱり私が強すぎたからうまくいかないんですよね」

 

「自分でなんでも引き受けすぎたから、彼が居場所がなくなったみたいで、他の女性に頼られたのが嬉しかったみたい」

 

 

頑張りやな自分、

 

優秀な自分、

 

デキる自分

 

がモテない理由とばかりに、そんな自分をバッシングモードです。

 

 

わかりますよ、

 

「男性にモテるためには、男性に負けないと、カワイイ女だと思ってもらえないんじゃないか」

 

そんな不安に苛まれる気持ち。

 

 

私たちカウンセリングサービスのカウンセラーも、よく、

 

「男性に勝とうとしないで。競争を手放してね」なんてアドバイスしますし。

 

かくいう私ですら、

 

「そんな、なんでも引き受けないで。彼のお母さんになっちゃうわよ」

 

と「自分で頑張る」タイプを制することは少なくありません。

 

 

ものごと全て、「バランス」が大事ですから。

 

 

 

雪   雪

 

 

「男性にモテるためには、男性に負けないと、カワイイ女だと思ってもらえないんじゃないか」。

 

この男性に「勝ってはいけない」と感じてしまう感情のパターンも、

 

「男性には負けたくない」と思ってしまう感情のパターンの裏返しで、

 

「負けたくない」も「勝ってはいけない」もどっちも「競争」していることに変わりはないのです。

 

 

「勝ってはいけない」

  ↓

「本当はデキるんだけれど、、、(私の方がデキるもん!)」

  ↓

「男は負けるのがキライよね。じゃあ私が負けといてあげる」

  ↓

「だから、私のことを愛してね(負けなければ愛してくれないでしょう?)」

 

  ↑

うーむ。こう書き出しちゃうと、これも「上から目線」かも。

 

このパターンは、集合無意識の領域の感情パターンで、出方はそれぞれですが、みんな多かれ少なかれ持っているものなので、そんな風に思ってしまうこと自体が悪いとは思わないでくださいね。

 

残念ながら、女性は、男性にツイているものがツイていないことで、何か「不足」している感が強いみたいで、それを補い、取り返したいという感情が働くと、つい必要以上に競争心が刺激されるようです。

 

そんなココロのクセを知っておくと、

 

「あぁ、こんな風に今私が思っているのは、これは、私の女性であることのコンプレックスなんだ」

 

と自分の気持ちを理解してあげることが大事です。

 

 

確かに、男性にしてみれば、生意気な口ばかりきく女性をカワイイとは思いにくいでしょう。

 

女性が頼ってくれて、あてにしてもらえれば、それが男性にとっては、励みになり、力がわいてくるから嬉しいでしょう。

 

昔から、男性を掌の上にのせて転がせる女性は賢い女性の代名詞のように言われています。

 

ただ、そんな「賢い」女性は、決して甘えているだけの女性ではありませんし、デキない女性でもありません。

 

 

「男性に勝とうとばかりしないで」

 

とよくアドバイスされた私ですが、

 

「わざと負け」は、

 

やっぱり相手をバカにした態度だと思うのです。

 

 

私は男性が大好きだからこそ、それはしたくない、です。

 

 

 

「勝つ」のでも、

 

「負ける」のでもなく、

 

対等なパートナーシップが欲しい。

 

 

そんな対等なパートナーシップが持てるように私は成長したいし、

 

そんな私を愛してくれる人は、対等なパートナーシップを持てるように一緒に成長してくれる人なのだ、と思うのです。

 

もっと、もっと、男性を信頼したい!

 

 

 

雪   雪   雪

 

 

集合無意識は、時代とともに変化し、成熟しているのではないかと思います。

 

だから、私たちのおばあちゃんや親の世代に比べて、今の私たちは、女性でありながら、もっと自由に自分を表現できる世の中に生きています。

 

まだまだ対等と呼べない社会の仕組みは残っていますけれど、

 

そこで、

 

「どうせ女だからと思ってバカにして!」と怒るだけではなく、

 

「どうせ女だからバカで小さくて、デキないことにしておいた方がうまくいく」と自分で自分の限界を引くのでもなく、

 

「私が私のままで愛される」、

 

「私が私のままでいて、愛せる男性がいる」、

 

そう信頼して、

 

あなたの素晴らしさのすべてをそんな男性を愛することに注げたら、

 

どんなにか女性も、男性も幸せになれるだろうか。

 

 

私は、そんな、信頼のある、対等な関係性を楽しみたいし、

 

それを望む女性も男性も、応援したいと思っています。ラブラブ

 

 

 

 

No Love, No Life. 人生にもっとロマンスを!

みずがきひろみ

 

 

 

 

 

ベル今年最後の【みずがきひろみの心理学サロン】は12月15日(木)です!テーマは、『人生にコミットする!〜自分を与える幸せ〜』。相互依存の関係性を手にいれる最終段階では、「(愛に)コミットする」ことで内なるパワーをもう一度蘇らせます。もう一度、あなたの人生を取り戻しませんか?

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