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講演・カウンセリング体験・クイズ大会他、イベント盛りだくさん♪
日時:2016/11/6(日) 10:00~19:00(*開場/受付9:30~)
会場:三田・機械工具会館 6階ホール
料金:3,240円 (出入り自由のフリーパス。打ち上げ参加費別途。)
【感謝祭イベント紹介:平準司の公開カウンセリング】
心理療法家として20年以上のキャリアを持つ平準司のカウンセリング手腕をぜひご堪能下さい。運が良ければ公開カウンセリングの権利があなたに! 会場内「ご相談受付ボックス」に書き入れて下さい。もちろん追加料金なし、平ならではの太っ腹企画です。
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こんにちは
「魅力UP術」のテーマで、2週間に1度ずつ
小川のりこカウンセラーと交代で執筆しております。
どうぞよろしくお願いします。
●『私はきっと彼から捨てられる』という気持ちの裏にあるモノ(その2)
前回からの続きをお届けします。
2016/10/08【『私はきっと彼から捨てられる』という気持ちの裏にあるモノ(その1)】
「きっと私は、いつか彼から嫌われて捨てられる」
という気持ちの裏にあったのは、
じつは今の彼への感情ではなくて、過去の体験からの
・私は愛する人を100%愛しきれなかった
・自分が大切な相手を見捨ててしまった。
ことへの罪悪感が刺激されていたことでした。とはいえ、
「私はパートナーを心底愛していなかった、信頼していなかった、与えていなかった。」
という罪悪感があったとしても、それを真正面から感じたいと思う人はあまりいませんよね。
だから意識的に自覚できているという人はほとんどいないでしょう。
でも、あなたが意識できていない心の少し奥の方では、
「大切な人を見捨ててしまった私は、きっと今度は大切な人から見捨てられるに決まってる」
という思いに囚われてしまっているのかもしれません。
それはある意味、とても優しい心根の持ち主だからこそ抱える罪悪感とも言えます。
ところがその優しさゆえに、
「愛しきれなかった自分」を許せずに、まるで自分を罰するかのように、
「見捨てられる」恋愛パターンを無意識に選んでしまうという人もいます。
*
「相手から見捨てられる恐れ」とは、本当は
「自分が相手を愛しきれずに見捨ててしまう恐れ」が根底にあるんですね。
だから「また大切な相手を傷つけてしまうかもしれない」と不安になり、
そして「また失敗したあとの絶望と、自分への失望が繰り返されるのではないか」
という恐れについ身構えてしまう、あなたの心の痛みがその正体なんですね。
すると、痛みから自分を防衛するために、つい彼を悪者や加害者に仕立てあげてしまうこともあるんです。
強い恐れに囚われているとき、私たちはその元にある痛みに触れたくないあまり、かえって心の奥では恐れの感情にばかり注意が向いてしまうことがあります。
彼の態度や言動の中に
「私を大切に思っていない裏付け」がないか探してしまったり、
「もう私を嫌いなった証拠」に対する警戒のアンテナをいつも張ってしまうことになります。
ほんの小さな疑いの芽を見つけてみては、
「彼ったら本当になんにもしてくれないわ」
「もう私のこと嫌いなんでしょう?」
という不信感につなげてしまうことになるんですね。
でも、その真意は、
「彼を失いたくないから、好きにならないように」しているのかもしれないのです。
恐れは私たちの心を相手よりも、自分の方にばかり向けさせてしまいます。
痛みを避けようとするあまり、本当に欲しいものであっても遠ざけることすらしてしまうんですね。
「彼が私を大切にしてくれないから」
と文句を言える立場というのは、言い換えると被害者でいられる立場です。
罪悪感を抱えるのは、たいてい加害者側ですから、あえて被害者側に立つことで罪悪感から逃れたいという隠れた意図がそこにはあるわけです。
私たちが被害者意識に囚われているとき、必ずその下には加害者意識(罪悪感)が隠れています。
これは罪悪感を隠すための無意識的にとってしまう方法の一つなのですが、
相手を加害者にしてしまうと、今度は相手が罪悪感を感じるので、遠からず彼はあなたの元から本当に離れたくなっていきます。
*
こんなときには「自ら無力な被害者になろうとしてしまう」無意識のパターンに気づくことが、そこから抜け出す道への入り口になります。
無意識のパターンを手放して被害者を抜け出す為に必要な鍵は「主体性」。
無意識にだったしろ、自分から手にしていたパターンであるなら、必ず意識的に自分から手放すことができるはずですからね。
今回挙げたような恋愛の場面であるなら、
ここで取り組みたいのは、自分の痛みを守るために集中して使っていた意識を、どうやって彼を愛してあげようか?という方向へ変えていくかというテーマです。
それは「私を愛していない証拠」を見つけるのではなく、
彼の中の信頼に値する要素を見つけていくことかもしれません。
見てくれない相手をそれでも理解したい想いとともにただ見続けていくことかもしれません。
言えなかった(ひょっとしたら彼にとっては聴きたくない)言葉を勇気をもって伝えることかもしれませんし、
あえてあなたの方から彼を一度手放すことかもしれません。
「彼に大切にして欲しい」からではなく、あなたの中の「相手を慈しむ心」を育んでいく気持ちにエールを送ってみませんか?
自分の痛みを守ることに執着するよりも、
彼の中にも「もう傷つきたくない」と思う痛みがあるかもしれないことに気づいてあげることが、きっとできるはずです。
愛することへの恐れを抱えてきたあなただからこそ、自分よりも彼の痛みを思いやることができたとき、
彼は「あなたになら心を許せるかもしれない」と、心の守りを緩めるきっかけを見つけられるかもしれません。
彼の痛みの奥にある優しさが見えていますか?
それとも「私を見捨てる男」にしたいですか?
あなたの方から「愛そう」という心を大切にできたとき、
2人の間にあった疑いと恐れの壁が下りて、少しづつ距離が近づくのを感じられますよ。
それでは、今日があなたにとって素晴らしい日でありますように!
心理カウンセラー
近藤あきとし
最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場11月5日です!お楽しみに^^ 来週は小川のりこカウンセラーが執筆いたします。
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http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html
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