担当:渡辺晴美
こんにちは。カウンセリングサービスの渡辺晴美です。
毎週土曜日は「婚活」をテーマにお届けしています。
小川カウンセラー と一緒に隔週で担当しています。今週は渡辺が担当です。
いつも御覧頂きありがとうございます。
今週はとても変化に富んだ時間を過ごしました。
その中で、久しぶりに訪れたところがあったんです。
と言っても、2年ぶりぐらいですけどね。
その2年での息子の成長振りも感じることが出来ましたが、その場にいたから全員が息子を女の子だと勘違いしていました(笑)
そこは、相変わらずなんです
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
~欲しかったものを与える~
私が素晴らしいなと思っているAさんのお話を聞いてくださいね。
Aさんは、自分がもらっていない物を与え続けている人なんです。
Aさんは、自分がもらっていない物を与え続けている人なんです。
Aさんは長男ですが、他の兄弟は異母兄弟なんです。
母親は、夫の浮気を知って家を出てしまったそうです。
長男で、家の跡取りだったので置いていくしかなかったみたいですね。
でも、Aさんにしてみたら自分は棄てられた。そんな気持ちになってしまうでしょうね。
義理の母親は当時社長だった夫のお金で毎日の様に出かけ、家の事はあまりやらない人だったみたいです。
Aさんが家事をやったり、下の兄弟を面倒みたりしていたそうです。
地位や名誉、お金に執着しているような人で、自分の夫が亡くなった時には、自分の子供でないAさんに遺産を放棄するように迫ったり、自分に都合の良いように、何度も嘘をつかれたりしたみたいです。
義母の悪意ある悪口により、面倒を見ていた兄弟からも誤解されていたんですよね。
義母のせいなのか、
自分の母親を捨てた父への怒りからか、
父親の罪悪感からか、実の父親からも距離のある状態で、自分の居場所のない孤独な子供時代だったのかもしれません。
でも、Aさんは義母を何度も信頼し、兄弟達にも誠実に愛情を持って接して来ました。
時間は本当にかかりましたが、わかってくれる人が出て来たんです。
義母の言う事ではなく、Aさんの言う事が真実なんじゃないかって理解してくれる兄弟が出てきたんですね。
Aさんの愛が通じて、Aさんに返って来ました。
Aさんを本当に慕って信頼してくれているそうです。
そして自分の家庭についても、自分は愛される家庭を知らないから、自分はそんな家庭を作ろうとしたんです。
自分が欲しかったのにもらえなかったものを
自分でどうやって与えたら良いかもわかりませんよね。
でも、諦めずに自分と向き合い、より良いやり方を模索し続けて来たんでしょうね。
*
義母のせいなのか、
自分の母親を捨てた父への怒りからか、
父親の罪悪感からか、実の父親からも距離のある状態で、自分の居場所のない孤独な子供時代だったのかもしれません。
でも、Aさんは義母を何度も信頼し、兄弟達にも誠実に愛情を持って接して来ました。
時間は本当にかかりましたが、わかってくれる人が出て来たんです。
義母の言う事ではなく、Aさんの言う事が真実なんじゃないかって理解してくれる兄弟が出てきたんですね。
Aさんの愛が通じて、Aさんに返って来ました。
Aさんを本当に慕って信頼してくれているそうです。
そして自分の家庭についても、自分は愛される家庭を知らないから、自分はそんな家庭を作ろうとしたんです。
自分が欲しかったのにもらえなかったものを
自分でどうやって与えたら良いかもわかりませんよね。
でも、諦めずに自分と向き合い、より良いやり方を模索し続けて来たんでしょうね。
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少し話はそれますが、ここでのお話は、あくまでAさんが感じていた過去のお話で、実際には違うこともあるかもしれません。
でも、心の中を見ていくときには、「自分が感じてきた過去」と言うことが大切になってくるんですよね。
自分の親が素晴らしい人であればあるほど、その親に不満を持っている自分が悪いって思ってしまったりします。
でも、外側の環境がどうであれ、何かを感じるのは自分であり、自分の心の内側では、それが真実なんですよね。
もちろん、その受け止め方がネガティブなものであり、自分を苦しめているのであれば、それを変えていく必要はあります。
でも、その前に、自分が何を感じていてどう傷ついていたのかを受け止める必要はあるんですよね。
*
自分が欲しかったものは、自分が与える
そんな言葉がありますが、Aさんはそれをしっかりと実行した人なのではないかと思います。
人を理解したいと言う思いが強くて時折うっとうしいと思われる事もあるみたいですが、その愛情深さは本当に尊敬してしまいます。
自分が欲しかったものは、自分が与える
そんな言葉がありますが、Aさんはそれをしっかりと実行した人なのではないかと思います。
人を理解したいと言う思いが強くて時折うっとうしいと思われる事もあるみたいですが、その愛情深さは本当に尊敬してしまいます。
私たちはついつい、自分の欲しい愛情がもらえないと傷つき、相手を責めてしまいます。
だって、あの人に傷つけられたから…
それは自分の中では真実なのかもしれません。
でも勇気を出して違う方向から見つめてみたら、相手がくれなかったのではないと言うこともあるのかもしれませんよね。

自分の心の痛みは確かに、とても痛くて辛いものですよね。
何年も何年もその心の痛みを持ち続けてしまうほどの痛みだったのかもしれません。
これはあくまで1つの考え方ですが、自分自身をちっぽけに扱わずに、その痛みを越えて誰かに愛を与えた時に、周囲にもそのやり方がわかったり、大切さがわかってもらえるのかもしれませんよね。
そして、そこでようやく自分が本当に欲しかったものが受け取れるのかもしれませんね。
その時には、今の自分が愛されないとか、愛される価値がないと言うわけではなく、幸せになる価値がある自分の要素が出てきたと言うことなのかもしれませんね。
今の自分が不足していると言うことではありませんよ。
でも、もっといろんなことが出来る自分であったり、幸せになれる自分なのに、自分をちっぽけに扱ってしまっているとしたら、それは本当にもったいないことですよね。
これまでたくさんの努力をしてきて変わらなかったと言う思いもあるかもしれません。
でも、自分には無理だと諦めて心を閉ざしてしまう前に、欲しかったものを与えてみると言うことにチャレンジしてみてもいいのかもしれませんよ。
