
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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浮気が発覚したとき、「話し合いましょう」と言う場合があるかと思いますが、
浮気発覚 → 別れる
と即座に思えない場合は、話し合おうとは言わない方がいいかもしれないと思うのです。
話し合おうと言っても、浮気した側は、話し合う気持ちになどならなくて、「ごめんなさい。許して下さい」という状態か、「どうせ怒られるのだから、逃げたい」と思うかのどちらかではないかと思うのです。
話し合おうとしても、話し合える状態ではないと言うことです。
「ごめんなさい。許して下さい」の場合は、こちらが何を言っても、「あなたは、どう思うの?」などと質問しても、「ごめんなさい。許して下さい」だけになります。
「どうせ怒られるのだから、逃げたい」という場合は、こちらが「話し合いを・・」と言っただけで、逃げてしまうかもしれませんし、逃げなかったとしても、ろくに話を聞いていない状態になります。
では、話し合ってはいけないのか?と思われるかもしれませんが、そうではなく、どうせ話し合いになどならないのだから、「私の話を聞きましょう」と言ったほうがいいかなと・・・
浮気発覚後、即座に別れると決断できない場合は、何とかやり直したいという気持ちがあるのではないかと思うのです。
もちろん、経済的な理由や、その他諸々の理由により、別れたいけれど、別れられないということもあろうかとは思いますが、とりあえずは、即座に別れを決断できないのですから、即座に別れることにならない方向がいいのではないかと思われます。
もちろん、経済的な理由や、その他諸々の理由により、別れたいけれど、別れられないということもあろうかとは思いますが、とりあえずは、即座に別れを決断できないのですから、即座に別れることにならない方向がいいのではないかと思われます。
話し合いというスタンスですと、浮気された側は、言いたいことが山ほどありますが、浮気した側にも、何かしら話してほしいという期待を持ってしまいます。
ですが、その期待は、ごめんなさいか、逃げたいという気持ちにより、裏切られてしまいます。
ですが、その期待は、ごめんなさいか、逃げたいという気持ちにより、裏切られてしまいます。
浮気で裏切られたと傷ついている上に、更に裏切られたと感じると、辛すぎます。
辛すぎると、ついつい別れるつもりはないけれど、別れてもいいやっという方向に行ってしまいがちになります。
いくら浮気した側が悪いと言っても、別れたくない場合は、相手を追い込んではいけないと言うことは、頭ではわかっている。
でも追い込んでしまう。
追い込んだ結果、別れるつもりはなかったけれど、別れることになってしまったというお話しは多くあるのです。
でも追い込んでしまう。
追い込んだ結果、別れるつもりはなかったけれど、別れることになってしまったというお話しは多くあるのです。
「私の話をだまって3時間聞きなさい」そう言ってもいいと思うのです。
相手に何か話させようと期待しないで、自分の話したいことだけを、3時間も話せば、話す側も疲れます。
3時間話したところで、それで気持ちがおさまるわけではないですが、また明日も3時間でもいいのです。
相手に何か話させようと期待しないで、自分の話したいことだけを、3時間も話せば、話す側も疲れます。
3時間話したところで、それで気持ちがおさまるわけではないですが、また明日も3時間でもいいのです。
実は期待というのは、かなりのストレス源なのです。
「何か話してくれるはず」
「私の気持ちを理解してくれるはず」
「本当に申し訳なかったと、心から詫びてくれるはず」
こういうのも、期待になってしまいます。
「私の気持ちを理解してくれるはず」
「本当に申し訳なかったと、心から詫びてくれるはず」
こういうのも、期待になってしまいます。
期待すればするほど、ストレスがたまっていってしまうのです。
ですから可能ならば、浮気発覚直後は、話し合いではなく、話を一方的にする方向が良いかと私は思います。
もちろん3時間話すことを、1週間毎日続けたとしても、それで傷が癒えるわけではありません。
でも、「何か話してくれるはず」という期待をしないで、本当に言いたいことを、1週間も言い続けたとしたら、かなりスッキリはしますし、落ち着きを取り戻すこともできます。
また、本当に自分が言いたかったことにも気付けたりします。
でも、「何か話してくれるはず」という期待をしないで、本当に言いたいことを、1週間も言い続けたとしたら、かなりスッキリはしますし、落ち着きを取り戻すこともできます。
また、本当に自分が言いたかったことにも気付けたりします。
話し合いは、浮気された側が、少しでも落ち着きを取り戻してからでいいのではないかと思います。
例えば、1週間言いたいことを言い続けた後に、少し落ち着きを取り戻せたのであれば、「明日は、あなの話を1時間聞かせてください」と言ってみてはどうでしょうか?
ただし、相手が話している間は、口を挟まない。
ただし、相手が話している間は、口を挟まない。
そして翌日は、「私が1時間話します」という感じ。
これを繰り返すことができれば、結果的に話し合うことができます。
これを繰り返すことができれば、結果的に話し合うことができます。
「○○であってほしい」という期待を手放して、話をすることは、なかなか難しいですが、期待すればするほど、傷ついてしまいますので、更に傷つかないために、期待を手放して「私の話を聞きなさい」から、初めてもいいのかなと思います。