こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
平 準司と隔週にて日曜の恋愛心理学講座を担当しております。
今週は私、原裕輝が担当いたします。
私の住む地域では6月の初めに30度を超したこともあり、6月のでこれだと7月にはどうなるのか?と少々ビビっておりましたが例年くらいの気温でホッとしております。
とは言え暑い日が続いていますね。
皆さんご自愛くださいませ。
今回の恋愛心理学は『あなたの愛を承認する』です。
○原裕輝が行うワークショップのお知らせ
○心理学ワークショップ「セルフセラピー講座第3弾」
*前回の第2弾を受けていなくても全く問題なく受講できます。
☆昼の部 (13:30-17:30 4時間 ¥5400-)
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『あなたの愛を承認する』
(文:原裕輝)
カウンセリングで「大きな愛の持ち主になりたい」ということを話してくださる方がいます。
そんな話をお聞きしてすばらしいヴィジョンだなぁと思うのです。
そういう方は、自分の中の愛を磨こうと意識していますから愛を差し出すことが上手くなられていく方が多いように思います。
そんな話がカウンセリングではでてくることがあるのですが、『大きな愛』というのは具体的にどんなことを指すのか?など定義づけて説明しようとすると難しいものです。
人がなかなかしないような大きな行いをすることが大きな愛ということなのでしょうか?
・養護が必要な子ども達への愛として児童養護施設を設立する
・学校に行けない発展途上国の子ども達の為に学校を作る
・火事の中自分の命を顧みず飛び込んで人を助けに行く
これらはすばらしいことです。
大きな愛だと思います。
しかし、これらのような人がなかなかしないような大きな行いをすること=それが大きな愛である・・・とは限りませんよね?
行為としては何げないことに見えることにも、そこには大きな愛が詰まっていることだってあります。
また結果としては思うような結果に至らなかったとしても大きな愛が詰まっていることもあるでしょう。
例えば、
A子さんという人が友達が失恋したという話を聞きつけて、A子さんは励まそうと友人の家に行ったとします。
家に行ったところ友人は失恋で弱っていてどうやらろくにご飯も食べていないもよう。
A子さんは慣れない手つきでご飯もろくに食べていない友達の為に料理をしだしました。
指にいっぱい絆創膏を貼りながら慣れない手つきでできあがった料理は、
・鹿児島の桜島の溶岩と見分けがつかないハンバーグ。
・ジュラ紀の化石のように黒く固まった焼き魚。
・苺がたっぷり入ったお味噌汁。
その料理が弱っている友人にとどめをさしてしまったとして結果になったとしても、そこには愛が無かったかというとそうとは言えません。
自分の指を切りながらも友人を元気づけたいというA子さんの大きな想い(愛)が入っていたという見方ができます。
他には・・・
例えば男女関係のお別れのシーンで彼が別れようと言ってきたことに対して、
「分かったは今までありがとう。私は今世も、来世も、再来世もあなたのことを想って誰とも付き合わず生きていくわ。きっと今世は4畳半一間で誰にも発見されず白骨死体となっていくと思う。思い出ありがとう。さようなら」
と、相手がものすごく気に病みそうな一言を残しての別れることもできますが、彼からつげられたお別れは辛いものの相手が気に病まないようにという思いやりをもって「わかったわ。さようなら」と告げ方をする人もいます。
自分の悲しみより相手を大切にした大きな愛と言えるかと思います。
こう考えていくと行為の大きさ、形、結果だけを見て、それが大きな愛かどうかはわからないものだと思います。
もともと大きな愛というものは定義はできないものなのかもしれません。
行為の大きさ、形、結果ではなく、その人が一生懸命誰かを愛そうとしたことが大きな愛と言えるのではないかと私的には思うのです。
・パートナーに「はいコーヒー」と愛をこめてだした。
・残業して遅く帰ってくるパートナーに明かりを付けて待ってあげた。
・ケンカしてパートナーはだんまりを決め込んでいる中、自分から仲の直りのきっかけにと声をかけた。
・パートナーとのお別れの時にうらみつらみを言っても良かったが、お互い前に進みやすくなるよう「ありがとう」を伝えた。
・パートナーの良いところを相手が受け取ってくれる・くれないに関わらず伝え続けた。
などなど行為の大きさ、形、結果関わらず、その人が一生懸命愛そうとしたことは美しい事だと思います。
愛というのを能力という見方をすると、能力は使うことで向上してきます。
そうやって愛そうとしていくことで、愛が大きくなっていくのでしょうね。
もしあなたが好きな人の為に一所懸命愛そうとしたことがあれば、行為の大きさ、形、結果関わらず、私には愛があったと自己承認してください。
そして自分の中の愛は成長し前よりも大きな愛になっているのだということも。
ぜひご自身を承認いただけたらと思います。
今回も恋愛心理学を読んでくださいましてありがとうございました。
次回もお楽しみに。
(文:原裕輝)
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