こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
平 準司と隔週にて日曜の恋愛心理学講座を担当しております。
今週は私、原裕輝が担当いたします。
今回の恋愛心理学は『不足原則~至らなさの証明にするのか解決の糸口にするのか~』というテーマでお送りします。
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『不足原則~至らなさの証明にするのか解決の糸口にするのか~』
(文:原裕輝)
私のカウンセリングに多い話題の一つに浮気のご相談があります。
パートナーが浮気しているというご相談。
友人や親兄弟に相談したところ、友人や親兄弟は浮気をされたほうのクライエントさんに同情し、浮気をしたパートナーに怒り非難されたということがあるそうです。
中には「そんな酷い人とは別れた方が良い」とアドバイスをされたというお話も多々あります。
お越しくださったクライエントさんの中にはそんな対応が嬉しかったという人もいますし、その対応から相談しづらくなって・・・という人もいます。
相談しづらくなって・・・と言われた方曰わくは、友人や親兄弟に相談してよりそってもらいながら修復の為のにどうしたら良いのかを一緒に考えて欲しかったのだが、相談した相手は味方になってくれているがうえ浮気をしたパートナーに怒ったり非難したり「そんな酷い人とは別れた方が良い」と言う話になるので相談しづらくなって、どうしたら良いのかとネットを検索している内にカウンセリングにたどり着きましたとのこと。
また、自分は浮気したパートナーのことを非難はするが一緒になって非難されると相談しづらくなってくるというお話も聞かせていただくことがあります。
相談に乗ってくれている人はクライエントさんの味方だからこそクライエントさんを裏切り、傷つけた浮気したパートナーに怒り、非難をしたくなるのでしょうね。
そう言われる方は浮気したパートナーを非難して欲しいを望んおらず、寄り添いながら修復を一緒に考えて欲しいを望まれているので、寄り添いながら一緒に修復していくにはどうしたらいいかを一緒に考えていきましょうかという展開になります。
そこで良くでる話が「不足原則」という話。
不足原則というものはパートナーからもらえないものを他の異性からもらおうとする心理です。
不足原則というものはどういうものかを例え話を使って説明しますね。
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例えば、ある男性がへこんでいるので誰かに優しく欲しいと思い彼女に話しかけたところ、彼女からは「しっかりしなさいよ」という叱咤激励の声が帰ってくる。
その叱咤激励はもっともな意見だったとしても、その男性の感情論的には優しく受け止めてもらえていない感を感じてしまうわけです。
そういうことが度々続くと、その男性としてはパートナーからの優しさという要素をもらえてない感が募り、優しさという要素に不足感を感じます。
すると、不足している優しさをくれる女性に惹かれてしまう・・・・というのが不足原則というもの。
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不足感を感じているからといって浮気をして良いのか?という話は横において浮気の心理には、この不足原則というものが働いていることが多々あります。
この不足原則を“私が至らなかった証明”として捉えてしまうと辛くなってしまうのですが、『浮気をしたパートナーが不足していると感じているものを自分が与えられるように成長できれば浮気は解消するかもしれない』と問題解決の糸口として捉えることができれば解決していくための可能性が広がります。
例えば先ほどの例でいうと、『もしかしたら、より優しさを与えられる女性になることができれば彼は浮気相手からもらわずとも良くなり、そうすることで浮気が解消するかもしれないぞ!』というような考え方です。
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浮気したパートナーが不足原則が働き浮気をしたとしても必ずしも浮気相手のほうが与えられていて、あなたが至らなかったというわけではありません。
例えば、夫が浪費が激しく生活費を圧迫するので奥様が注意をしたとします。
そこで夫はその注意の仕方に優しくないと感じ浮気をしたとします。
浮気相手は浪費に関して注意をしないやさしい人・・・・でもそれは浮気相手は一緒に生計を共にしてないから浪費ということに無関心でいれるだけなのかもしれません。
この場合は不足原則を解消する為に奥様は注意する時の表現の仕方に気をつけていくことはいるかもしれませんが、浮気相手はできた人で奥様が良くなかったのか?というと必ずもそうはは言えませんね。
このように不足原則が生じたとしても必ずしもあなたが至らなかったというわけではないのです。
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不足原則という考え方を“私が至らなかった証明”として捉えるのではなく問題解決の糸口として捉え、解決の糸口を見いだす考えとして使えるといいですね。
今回も恋愛心理学を読んでくださいましてありがとうございました。
次回もお楽しみに。
(文:原裕輝)
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