こんにちは、カウンセリングサービスの阿部純也です。恋愛テクニックブログ、毎週火曜日は秋葉秀海・成井裕美の二人とともに『モテオーラ養成講座』をお届けしています。
2年ほど前から、料理をするようになったんです。
で、先日ナポリタンを作りながら思ったんですけど、適当なんですよね。分量が。
「ああ、男の人ってそういうの適当よね」と思われるかもしれませんが、慣れないうちはきっちり計ってたんですよ。ちゃんと、大さじ小さじを使って。
自信がなかったから。
適当にやっても随分おいしく作れるようになったもんだなあと自賛しつつ、自信がついた時って、肩の力が抜けたこんな感じだと思うのです。
だから本当に自信がある人って、「まあ、なんとかなるから、とにかくやってみ」みたいなことを言うんですが、自信がない当人にとっては「この人は、いかにこの自分ができないのかをわかってない!」などと思ったりもするわけです。
昔の僕ですけどね。
妻に「他の家事はやらなくても、頼むからご飯だけは作ってくれ!自分の作る料理はまずくてしょうがないんだ」と言っていた時代があって、当時は妻に「そんなことないって、やってたらうまくなるから」と言われていました。
まるで「私はこういう機械がダメなんだから!」と、かたくなにビデオ録画を覚えないオカンのように、断固として料理を拒否しておりました。
ちなみにこれ、なんでそう頑固になるかと言えば、本人の過去に強い失敗感があるからなんですよね。
例えば僕も、それまで何度かレシピ通り作ってみたものの、仕上がりが、ものすごくまずかった。そんな失敗を2度、3度繰り返すと、少なからず傷つきます。これって、本気でやったり、一生懸命取り組んだ後の失敗ほど、そうなんですよね。
料理が苦手だけど、結婚後に頑張って作って、でも旦那に「ちょっと味が薄いな」などと言われて「もう二度と作ってやるものか!」みたいに思った経験って、ありません?
それは「頑張ったからこそ出てくる、怒り」でもあるんですよね。
この辺は「仕事で上司からのダメ出し」なんかでもよくでてきます。褒めて伸ばす、とはよく言いますが、褒めたほうがいい部分って、完成度じゃなくって「頑張り」の部分なんですよね。
私たちは失敗感が大きいほど心が傷ついてしまい、自信を失くし、もうあんな思いはしたくない!ので「自分はできない」と思い込むことがよくあります。
なので、自信がない分野というのは、なにかしら過去の傷や痛みがあるポイントなんですよね。そこを探って癒していきましょう、というのもよくあるカウンセリングの形です。
恋愛に自信がない、人間関係に自信がない、仕事に自信がない、というのはよくお伺いしますが、そんなあなたの「頑張ったけれど、報われなかった傷」はどこにあるんでしょう?
さて、じゃあそんな料理に自信がなかった自分がどうしてやれるようになったかというと、「シェフのまかない」と「妻の仕事」と「クックパッド」のおかげでした。
なんのこっちゃですが、どうやらこの3つで人は自信がつくようです。
少し間が空いてしまいますが、次回、「続・自信のつくり方 その2~自信をつけるのに必要なもの~」をお届けします。
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