こんばんは。カウンセリングサービス の大塚統子 です。
木曜日に大門昌代 ・大野愛子 とともに「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに書いています。
今回は大塚が担当です。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:
今回は、友人Cの話を紹介したいと思います。
(本人の了承を得て書いています。)
Cと待ち合わせをすると、短髪にGパン、化粧っ気ゼロで現れます。Cの仕事ぶりは男勝り、自分でも「私、オッサンやろ~」と豪語しているような女性です。
そんなCの恋愛事情は…。
女友達から見ると、彼女のかわいさや、内面“乙女”なところは伝わってくるのですが、Cは男性に対してそんな表現は一切しません。
Cが男性と話すと、男友達同士の会話になります。Cは男性からLady扱いされようものなら、瞬殺で「今のはなかったこと」にしてきました。
よくCは「恋人が欲しくないわけではないけれど、私を好きになる物好きはいない。」と言っていました。
そんなこんなで恋愛とは縁遠かったCですが、最近幸せな恋をしています。
Cのハートを射止めたのは「一体どんな男性なの?」と、興味津々で追及してみました。
すると、聞けば聞くほど「普通」の男性なんです。「なぜ今あえて彼?」と疑問は膨らみます。
これまで自分から恋愛を遠ざけていたように見えたCが、なぜこれまでいくらでも周りにいたような男性に恋をしたのか、その理由はこうでした。
* * *
(Cの想い人を、仮にFくんとします。)
Cは男友達感覚で、Fくんと何度か二人で飲みに行っています。
Fくんはエレベーターに乗る時も、飲み屋の扉を出入りする時も、いわゆる女性をエスコートするような態度はまったくしません。女性扱いされるのが苦手なCですら、「え、それくらいはしてもいいんじゃない?」と思うくらい粗雑な態度に思えたのでした。
ところがある日、はしご酒2件目で地下のお店への階段を下りていく時のことです。
先に歩いていたFくんが、ゆっくり階段を下りていきます。Cは自然とFくんのリュックに手をのせて、支えにしながら階段を下りていきました。
そこで、Cは気がついたんです。
「あ、いつもFくんは、こうやってさりげなく私のペースに合わせてくれている。」って。
Cの恋愛スイッチが入った瞬間でした。
* * *
それは、一気に酔いがさめるくらいの衝撃だったそうです。
Cは「白状すると、『気が利かないヤツ、これじゃモテないよな~。』とFくんを見ていたけど、彼の本当の優しさに気がついていなかったのは私の方だったよ。」と言っておりました。
それ以来、CがFくんを見る目は激変しました。
今のCは、「Fくんが私をエスコートしないのは、私がLady扱いされるとイヤなのをわかってくれているからだよ。」などと超ポジティブな解釈をしては、Fくんに惚れ込んでいます。
そこまでになると、「痘痕(あばた)も笑窪(エクボ)」な気がしないでもないですが。。。
こんなCの例を紹介してお伝えしたいのは、恋愛スイッチの入れ方の話です。
「こうするのが優しさ」「大事にするとはこういうこと」「こういうのが女性扱い」といった自分が作った基準で相手を判断していると、どうしても「してくれない」「できていない」が多く目につきます。
幻滅して、「この人じゃない」「やっぱり私って…」と恋愛スイッチを切りたくなります。
一方、当たり前のように彼がしていることに、「なんでこの人はこうしているのだろう?」と興味を持っていくと、彼の優しさやこだわりに気がつけることがあります。
彼の良さを知ると、恋が芽生えるきっかけが見つけやすくなるでしょう。
恋愛スイッチをONにするには、自分の「してほしい」よりも、彼が「なぜしているの?」に目を向けるという方法もあるようです。彼側の理由を知ったら、そこに彼の魅力が見つかるのかもしれません。
Cと皆さんが、パートナーに魅力を感じ続けられるよう願っています。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:ご案内
11/23 東京:感謝祭
講演・ワンポイント相談・クイズ大会など盛りだくさんイベント
>>>感謝祭お申込フォーム<<<
大塚統子講演:12:00-12:30
「ネガティブ幸福論~最悪の出来事で人生をどう変えるか~」12/5 東京:13:30-15:30
沼田みえこカウンセラーとコラボの心理学ワークショップ
「お金を稼げるセルフイメージの作り方~豊かさへのブレーキを外す~」
>>>お申込みはこちらから<<<12/26・27 仙台:2DAYSスペシャルイベント
平準司:「あきらめるのはまだ早い!~心理カウンセラー平準司の恋愛大作戦~」
12/27(日)13:00-17:00
大塚統子:「心の大掃除~心を軽くスッキリと!夢を叶える2016年に♪~」
>>>大塚統子のプロフィール


◆カウンセリングをうけるには?
◆会場案内
