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超自立の彼が「距離をとろう」と言いだしたり、音信不通になるのはどうしてか?(その3)

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こんにちは

「魅力UP術」のテーマで、2週間に1度ずつ小川のりこカウンセラーと交代で執筆しております。
どうぞよろしくお願いします。


● 超自立の彼が「距離をとろう」と言いだしたり、音信不通になるのはどうしてか?(その3)


前回からの続きになります。
>>>http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65888627.html

※シリーズ最初からまとめて読んでみたいかたは⇒バックナンバーからどうぞ

超自立の男性にとって、感情というのはすごくもろくて、繊細で、弱いモノだと感じています。

だから慣れていないと、表現するのにすごく勇気がいるんですね。

私も昔はそうでしたので、すごく実感しています。

※カウンセリングを受け始めたころは、自分の気持ちを話すだけで涙が流れてしまったことがよくありました。感情とつながったことで、ずっと昔から抑えてきた古い感情が涙と一緒に出てきていたんですね。

心を開く、感情を表現することに対してすごく恐れを持っています。

じゃあ超自立の男性は心を開くことが無いのか、と言うとそうではありません。

そんな彼らが心を開くきっかけがいくつかあるんです。



代表的なものをあげると…

・彼の前に、感情表現が豊かで、あけすけな心を持ったパートナーが現れた時

・魅惑的に彼を誘えるような、成熟した大人の女性のパートナーが現れた時

・彼の恐れを優しく受け止めて、安心感を与えられるような母性の強いパートナーが現れた時

・彼にとって自分の痛みよりも大切なパートナーが現れた時

・パートナーと別れた時

思いつく中では、これらが代表的なきっかけですね。

逆に、一番してはいけないことは彼に強制することです。

超自立タイプは、心をこじ開けられるようなアプローチをされると、さらに頑なになってしまうことが多いんです。

ちなみに最後のケースは、必ず別れ際のケンカがあって、お互い言いたいことを言いあえた結果、心がオープンになってしまう、というパターンが多いですね。

男女関係は二人がお互いにどれだけ向き合っていくのかが、より深く分かりあうために大切な要素です。

片方だけが向き合っても、相手が向き合っていないと、追う・追われるという関係なってしまい、男女関係は深まりません。

自分が追いかけすぎの部分では、パートナーを信頼して待つことを、

向き合えていない部分では、向き合っていない部分はどこだろう?と意識してみてくださいね。



また超自立タイプとつきあうと、心理的なバランスからパートナーは必ず依存的になります。

彼もあなたのダメなところを指摘するなど、無価値観を刺激するようなことをドンドン言ってきたりします。

だから彼の言動をまともに受け止めたり、きちんと対応してあげたりすると、かえって彼に依存するようになってしまうのです。

ゆえに、彼女側はしっかりと地に足のついた自分でいることが必要なんですね。

「私は○○したい」「私は▲▲が好き」
「だってこれが私なんだもん!」

というくらいのしっかりした、健康的な「強い自我」をもつことが大切です。

彼がどんな態度で接してきても、距離を取られても、

それがどうしたの?と言えるくらい腹の据わった態度と、揺るぎない一貫性を持っていられることです。

前回の最後にも書きましたが、

  「彼が好きすぎて、彼に傾いていた意識の軸を「私」に戻していくことから始めていきましょう。」

というのは、彼が好きすぎると「私」よりも「彼」がどう思うのか、何を考えているのかに意識が行き過ぎてしまってとても辛くなるからなんです。



じゃあ、そんな地に足のついた自分になるにはどうすればいいのか?ということですが、

ここは非常にベタな手法が良いです。よくある「自分を好きになる」というやつですね。

超自立の彼の言葉や態度を毎回まともに受け取って、いちいち傷ついて落ち込んでいたらやってられないでしょう。

「ふ~ん、そうなのねえ」とテレビを見ながら寝転んでポテチを食べられるくらい、受け流せる自己愛がないと、おつき合いしていても早々に力尽きてしまいますからね。

具体的には、

・どんなことがあっても、誰に何を言われても「私がキレイだからね。みんな私のことが好きなのね。」と心で唱えて、不安や辛い気持ちを自己愛に変換する。

・好きな服、好きな食べ物、好きな友だち、好きな場所にこだわる。とにかく好きなモノで自分を満たす。エネルギーが上がるモノの真ん中にいることを心がける。

・自分への投資を徹底して行う。ちょっと躊躇するくらいの金額を自分磨きに使う。

・「こんなんじゃいけない」と自分を責めそうになった時ほど「それでいいのよ。大丈夫大丈夫。」と受け入れるように心がける。

などですが、やり方は自分で試しながら見つけることがベストだと思います。

その方が、これだというモノを掴んだ分だけ自信になりますし、自分のために試行錯誤するプロセス自体が自己愛を育てることになりますからね。



カウンセリングの現場では、こういった彼を持つクライアントさんのお話を聞いていると、話題がほとんど「彼の情報」だったりします。

彼がどんな人でどうして今の状況になったのかはよく分かるのですが、クライアントさんにとっての問題を越えていくためという視点からは、あまり意味はないんですね。

なぜかと言うと、この問題はクライアントさん自身の問題だからです。。

前回の最後にこんなことを書きました。


  でも、私はカウンセリングでお話する中では、クライアントさんにもう一歩踏み込んだ向き合い方を提案することが多いのです。

  それは、彼側も彼女側も100%ずつ責任があると捉えること。
  つまり、今の状況になったのは自分の問題として意識することです。

  彼には一言ではあらわせないような過去があるとして、あなたはどうでしたか?と聞いてみることは良くあるんです。


私がカウンセリングをする上で、大切にしていることの一つに、

「クライアントさんにとって、もしこの出来事が必要だったとしたら、そこにはどんな意味があるのだろう?」

という考え方があります。つまり、このシリーズの例に対して言い換えると、

「なぜ彼と出会ってつきあわないといけなかったのでしょう?」

という問いになります。

この話の続きはまた次回にお届けしますね。


それでは、今日がみなさんにとって素晴らしい日でありますように!



最後までお読みくださいましてありがとうございました。

次回の登場は11月21日です!お楽しみに^^

来週は小川のりこカウンセラーが執筆いたします。

※バックナンバーは⇒コチラから


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


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