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ロマンスはデッドゾーンの先で待っている

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mizugaki

こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で、金曜日の「大人の恋愛術」をお届けしています。


9月の【ワークショップ@横浜】は、成功するための大人の魅力UP術をお伝えします。自分の人生を思い通りに生きている人ってイキイキとしていますよね。その秘訣をお伝えします。


9月25日(金)開講!みずがきひろみの<癒し>のCS!DAYワークショップ『あなたらしく輝くための心理学~問題の奥に眠るギフトを受け取る~』は、あなたの魅力を再発見するためのワークショップです。




9月に入りました。季節の移ろいを感じるのは私だけでしょうか。

パートナーシップにも、この季節の移ろいのような流れのようなものがあります。盛り上がって、お互いに何もイベントがないのに目が合うだけで楽しいと感じるような時期もあれば、同じ部屋に二人でいることの方が一人でいるより寂しく感じるほど引っかかりを感じられないときもあります。

派手な喧嘩を繰り返していたときの方がまだパートナーの存在を感じられrたのに、と思うほど相手が遠く思えて、どうしたらいいのかわからないというご相談をいただくことがあります。

淡々と毎日が過ぎていく。生活のリズムがあるので、一見、問題がなさそうなのに、ときたま交わす会話の笑いがかわいていて、どうしようもない空しさを感じては、思いっきり家具を投げてすべてをぶち壊したいような衝動が出てくるかもしれませんね。

デッドゾーン(死んだような世界)と言います。

相手に何かをまだ求めているときは、相手に怒りをぶつけて責めることもありますが、あきらめちゃうとそれもしません。ただ、この冷たい状況、空気感が重く、逃げ出したくて、「お出かけ」のような楽しみなイベントを作ってみますけれど「つまらない」のです。

例えば、彼の浮気が発覚して、揉めに揉めたけれど、結局、彼は戻ってきました、という状況があったとします。

すごくハッピーなロマンスが戻ってくると期待していたのに、この現実の停滞感、無味乾燥な感じ、うわっ滑りでつまらない感じに、絶望的な気持ちになりますね。

「彼が戻ってきてくれさえすれば」、

「二人でやり直すと決められれば」

って、三角関係のど真ん中でドンパチやっているときは思います。

そうしたら新しいステージに行けると期待して、

「彼を許そう」、

「恨みや怒りを手放そう」、

「それまでの自分のニーズを手放そう」、

「自分も変わろう」

と頑張っているので、彼が「もう一度やり直そう」と決意してくれたら、すぐにでもロマンスが始まると思うのです。

残念ながら、そうならないことの方が多いようです。

大きな曲がり角はこえたかもしれませんけれど、まだここで道半ば、「半分」、なのです。

目が合っただけで笑顔がこぼれるようなロマンスは、このあきらめきった、絶望的な空気感のそのまた向こう側にあります。

ご褒美がお預けになったみたいでドッと疲れますね。でも、そうなのです。



    


「もう一回、やり直そう」。

そう決めたかもしれないけれど、それだけでは「恋心」は芽生えません。

よく馬(牛)を水辺まで連れてくることはできる。でも、水を飲ませることはできない、なんて言います。

「のどが渇いた」、
「水が飲みたい」

と思う必要があるのです。

関係性のリーダーシップをとっているのがあなたなら、本当に「与える」必要があるのはここから、です。

このクタクタになっているところで、さらに彼を「愛そう」「大事にしよう」と踏ん張るわけです。

もう無理、って言いたくなります。

だって、会話はポツポツあっても、そんなに弾みません。

楽しくないです、多くの場合。気疲れします。

セックスを誘っても、気乗りしない返事しか返ってきません、多分。

腫れ物に触るような気持ちや緊張感があります。

こんなはずじゃなかった、って思います。

でも、ここで、

「どうやってこの人を愛そうか?」

と悩んでいただきたいのです。

もう手放したはずの怒りが戻ってきて、また「どうやって許そうか?」と思いますし、

「こんなの自分が犠牲になっているだけじゃないか?」と疑いたくなります。

「彼ではなかったかも。あっちの人の方が素敵じゃない?」という誘惑も出てくるかもしれません。

それでも、ここは限界をこえてみよう、と思ってみてください。

デッドゾーンをこえるときは、

「『これだけはやりたくない』と思っていることをやるといい」

と言います。

二人の関係性がどん詰まりに来ているのだから、これまでうまくいったやり方では越えられないのです。

とすれば、今までやらなかったことの中に、次のステージに行く扉の鍵があります。

今までやったことがないこと、

つまり、「これだけはやりたくない」ときっと思ったからやらなかったことの中に突破口があると考えます。

「これだけはやりたくない」と思うくらいイヤだったり、怖かったりすることにチャレンジすることが求められているのです。


        


私は、「彼を『知らない人』だと思って近づいてみてはどうでしょう?」とご提案することが多いです。

「きっと彼はこう言うんじゃないかしら?」、

「すごく怒ると思うわ」

とこれまでの「彼はこんな人」という思い込みが選択肢を狭めてしまうからです。

そうではなくて、初めて出会う人と、新たに関係性を作ろうと思ったら、

「こういう時はどう感じるのかしら?」
「どうしてそう思うのかしら?」

と相手に聞いて、確かめようとします。

長年、一緒にいるからわかりきっていると思うと聞きません。でも、長い年月の中で、相手の考え方や感じ方が変化していることもあります。あらためて聞いてみると、案外、自分の方が勝手にそう思っていただけで、拍子抜けすることもあります。

知っているようで、実は、この人のことを知らない。

そう思えたらめっけもの、だと思うのです。

彼の新たな一面と出会えたなら、もう一度、新しい人と恋に落ちるくらいの、ワクワク、どきどきがやってきますもの。

とはいえ、この新たな関係性のステージに行くためのチャレンジは、

「昔は彼の方からセックスを誘ってくれたのに」、

「昔の彼は、小まめに連絡をくれて、私の様子を気にしてくれたのに」

といった具合に、失ったものを思い知らされることも多くて、胸が痛みます。

悲しい、です。

でも、それでご自分を「魅力がなくなった」「捨てられた」と必要以上に叩かないでくださいね。

もう一回り、大きな愛で彼のハートを包みながら、もっと深く彼の気持ちや思いを理解したいと思ってみてください。

その先に待っているロマンスを受け取れた時、それこそ豊かな幸福感を味わえますから。





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