平 準司と原裕輝で隔週にて日曜の恋愛心理学講座を担当しております。
今週は私、原裕輝が担当いたします。
今日のテーマは「“どうしたほうがいいか”と“どうしていきたいか”は両方大切~頭と心のバランス~」です。
原裕輝が行うワークショップのお知らせ
★心理学ワークショップ
・昼の部 (13:30-17:30 4時間)
『心理学を使って楽に、楽しく、幸せに生きる ~VISIONの力を使う~』
・夜の部 (18:30-20:30 2時間)
『心理学を使って楽に、楽しく、幸せに生きる ~過去を承認しよう~』
【東京開催】
日程:8/09(日)開催
会場:五反田・ゆうぽうと 5F 研修室 かたくり
*詳細内容のページはこちらをクリック>>
*お申し込みフォームへ移動>>>
*昼の部だけ、夜の部だけ受けられる形でも問題なく受講できます。両方受けられるとより深く学ぶことができます。
*当日飛び込み参加もOKですが、できるだけお申し込み頂けると助かります。
*参加条件:18歳以上の方。ただし、2歳未満のお子様に限り同伴可能です。
☆『1DAYワークショップ~子供時代を癒やして今が良くなる~』
心を深く癒やしていく体験をしていただくワークショップです。
深い癒やしを体験したい、恋愛や仕事や人間関係で改善したいことがある、成長していきたい、そう思われている方には特にお薦めのワークショップです。
・料金:¥21,600-(税込み)
【大阪開催】
日時:2015/09/13(日)10:00-20:00
会場:江坂・ホテルパークサイド 2F会議室
詳しくは大阪1DAYワークショップの詳細のこちらをクリック>>>
>>>お申込はこちらから
※人数限定での開催となりますので、必ず事前予約をお願いいたします。
※妊娠中の方のご参加について
1DAYワークショップは、長時間座って受講していただきます。また、潜在意識や無意識を扱うため、妊娠中の方には肉体的や精神的に負担になる場合もありますので、ご留意ください。
特に安定期に入るまでの方は、お医者様に参加の可否をご相談いただくようにお願いいたします。もし、ご参加いただける場合には申し込みフォームのメッセージ欄にご記入下さい。
その上で、当日、受付にて誓約書をご用意しておりますので、ご記入下さい゚。
「愛を選択する」
愛する人を助けたいけど助けられず辛いというご相談をいただくことがあります。
パートナーが病気で苦しんでいる、何らかの問題を抱えている、悩んでいるなどがあり助けてあげたいと思う。
だけど助けてあげられずに辛いというご相談をいただきます。
愛する人を助けたいけど助けられないというのは辛いですね。
そんな時に私のカウンセリングでは“愛を選択”をしていけるように援助をさせていただくことがあります。
その“愛を選択”とはどういうことかと言いますと・・・
例え話です。
専業主婦のA子さんの夫は自営業を営んでいました。
ある時期、ご主人の商売が上手く行かない時期がありました。
その時期のお家に帰ってくるご主人さんはたいそう暗い顔でした。
暗い顔で帰ってきたご主人さんは、お家の中でも自分の中にこもりあまり口をききませんでした。
仕事上の心配を家に帰ってきても引きずっていたのです。
専業主婦であるA子さんは仕事上のことで直接ご主人さんを助けることができませんでした。
A子さんは「私は仕事的には直接助けることができない、だけど彼が家に帰ってきたら少しでも彼の心が晴れるように家の中を居心地の良い場所にしよう」と決めました。
A子さんは笑顔を絶やさず、ご主人さんにねぎらいの言葉をかける、はげましの声をかけるなどをしていきました。
すると、暗い顔で自分の中ににこもり気味のご主人さんの顔が笑顔に・・・・・ならないのです。
ご主人さんの商売が上手く行かない状況は変わっていないのでご主人さんの心配ごとは消えず、いくらA子さんがご主人さんを助けようと頑張っても頑張ってもご主人さんの顔は暗い顔のままなのでした。
ご主人さんを助けようと頑張っても頑張ってもご主人さんの顔は暗いまま、助けたいのに助けられない・・・
毎日毎日それが続くというはどんな気分なのでしょう?
A子さんは無力感でいっぱいになりました。
しかし、A子さんがすごいのはこの状況で自分の痛みよりも彼のことを大切にしようと選択できたことでした。
『私が自分の無力感の中に入って暗い顔になったら彼は自分のせいで私を苦しめていると罪悪感を感じてしまう。だから私は自分の無力さを責めずに彼を最高の笑顔でお帰りと言いつづけよう』と選択しました。
A子さんの選択は自分の無力感よりも、彼が罪悪感を感じないようにしようということを大切にする選択でした。
いわば自分の痛みよりも彼への愛を選択されたのでした。
その選択をしてもしばらくはご主人さんの顔は暗い顔のままでした。
やがてご主人さんの商売も復調していき、それにともないご主人さんの心配も払拭されて暗い顔も消えていきました。
その楽になったご主人さんからA子さんは感謝を伝えられました。
「僕が本当にしんどい時君は支えてくれた。いつも笑顔で向かえてくれてやさしい言葉をかけてくれた。あれがなかったら僕はつぶれていたかもしれない。本当にありがとう」と。
A子さんが彼を助けようとしたことは暗い顔の彼が目に見えて明るくなるというものではなかったのですが、どうやら彼のことを救えてたようでした。
これは例え話ですが、このようなケースはカウンセリングで多々あります。
パートナーが病気で苦しんでいる、何らかの問題を抱えている、悩んでいるなどがあり、それを助けてあげたいと思う。
しかし、愛する人を助けてあげられずに無力感を感じるというお話を聞くことがあります。
無力感を感じるのはとても辛いことですね。
その辛さから抜け出す方法の一つが、自分の痛みよりも愛を選択しようとすることなのです。
自分の痛みよりも、パートナーのことを大切にすること、今できることをすることを優先しようと選択し続けていくのです。
それは意識を自分の方向に向けるのでは無く、パートナーを愛することへ意識を向ける選択をし続けることなのです。
A子さんのように自分が無力感を感じていたらそれを見たパートナーが「自分のせいで彼女(彼氏)を苦しめている」と罪悪感を感じる、だから自分の無力さを責めるよりも、今できることをしようと選択するのもその一つ。
そしてその時に何もしてあげることが無ければ、祈る時なんですね。
それも自分の痛みよりも愛を選択する行動です。
その選択が出来た時に自分の痛みから抜け出すきっかけになると同時に、その選択ができた自分を好きになれた、誇らしく思えた、自信が持てたなどの思いが芽生えるきっかけになることも多いようです。
お読みいただきありがとうございました。
何かのヒント、参考になれば幸いです。
次回も恋愛心理学をお楽しみください。
(文:原裕輝)
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