担当：渡辺晴美
こんにちは。カウンセリングサービスの渡辺晴美です。
毎週土曜日は「婚活」をテーマにお届けしています。
小川カウンセラー と一緒に隔週で担当しています。今週は渡辺が担当です。
いつも御覧頂きありがとうございます。
先週末は久しぶりに実家に行って来ました。
甥っ子が実家から離れた高校に行っているのですが、春休みで帰ってきたんです。
何だかぐっと成長した甥っ子に父はとても嬉しそうでした。
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～うさんくさい話？～
客観的に見たらすごく恵まれている状況なのに、何だかその状況に飛び込めない事ってありませんか？
私達は「最高に幸せになりたい」と思いながら、いざそんな現実が目の前にやって来た時に、勇気を持って入っていけないんですよね。
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・宝くじで10万円当たったとしたら、『間違いではないか』と何回かしっかりと確認してしまうかもしれません。
・お店のくじ引きで一等の海外旅行が当たってもそうかもしれません。
こう言った出来事は、突然やってくるものなので余計にそう感じてしまうかもしれませんね。
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では、合コンやお見合いパーティー、相談所からの紹介で出会った人が、めちゃめちゃストライクゾーンの人だったらどうでしょう？
しかも、その人が自分を気に入ってアプローチしてきたとしたら。。。
これは、事件です！
その人が素敵で紳士的であればあるほど、騙されてるんじゃないか
なんて思ってしまったりしないでしょうか。
この時に、ラッキー！
と思って何も考えずに目の前にある状況を受け入れられる人は、すっと簡単に幸せになれたり、恋を始める事が上手なんでしょうね。
末っ子さんや一人っ子の方の中には、こういった事や自分に向けられた愛情や優しさを、すっと受け入れるのが上手な方も多いかもしれませんね。
でも、人生の中で上手く行く経験が少なかったり、むしろ、苦労して来た方、生きてきた中で、自分を認められなかった方などは、「そんなラッキーな状況があるはずがない！！」と感じてしまうかもしれません。
まさしく事件なんです！
目の前にある状況を信じられないんですよね。
信じて浮き足立ったら奈落の底に突き落とされてしまう。
とか
怪しい所に連れて行かれて妨害なお金を請求されるんじゃないか。
なんて思ってしまうかもしれません。
自分の予想以上の幸せが自分のところにやってきたとき、「嬉しい！」と言うよりも「怖い・・・」と思ってしまう事の方が多いのかもしれません。
～自分を縛り付けているもの～
・幸せを手に入れられるはずなんだけれども、そんな状況で自分がどうしたらいいかわからない。
・この幸せに心を許して失ってしまったときの痛みを考えると・・・。
自分を守らなければ。
と言う思いであったり、
自分はこういう人であるとか、こう振舞わねばならない、こう扱われるのが自分だ。
と言う自己概念が影響してしまっているんですよね。
私はこんな人で、周りの人はこんな風に私を見ていて、こんな風に接するだろうと言う自己概念は、自分の経験や見たものの中から作られていきます。
そして、自分にとって一番大切であろう、パートナーシップに関しては特にそうかもしれませんが、ポジティブな概念よりも、ネガティブな概念の方が反映されやすいんですよね。
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そこには、『それが大切である』と言うことと、『心の痛み』、そして子供時代に感じていた『問題があるときは自分に原因がある』と言うことが関係しているんですよね。
誰だって、大切なものは失いたくないですし、心の痛みを感じることは避けたいのは当たり前ですよね。
そして、子供時代に感じていた『問題があるときは自分に原因がある』と言う事は、とても私たちを苦しめる部分でもありますよね。
とても小さかった頃、大人に比べて私たちは非力で何も知らない状態でした。
そこで、怒られたりするという問題がある状況では、当然自分が悪いと言う感覚を受け取りやすくなってしまいます。
もちろん、大人になってみれば、大人の都合で理不尽に怒られていたな。
と思うこともあるかもしれませんし、その当時も思っていたかもしれません。
でも、１００％自分は悪くない！
と思っていることはほとんどありえないんですよね。
怒られるようなことは、大人になった今よりも子供時代の方がはるかに多いですよね。
しつけのうえでも、自分の悪いところを直しましょうと言うことが繰り返されてきます。
そういった事を繰り返していくうちに、何かあったとき、「私が悪かったのかも・・・」とか、「私のどこが悪かったんだろう？」
と考えるパターンが出来てしまったのかもしれません。
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こうして私たちは、自分はこんな人間だと言う自己概念と共に、この程度が自分の幸せなんだろうな。とかこんな人生なんだろうな。と言うことを自分の中に思い描くようになってしまいます。
思い描くと言うよりは、元々あった１００％の幸せをどんどん削っていったと言う方がいいのかもしれません。
～夢を現実に～
『理想の結婚』や『理想のぱーとなー』、『理想の幸せ』を持っている方もいらっしゃいますよね。
でも、その多くは、
「こうなりたい！！」と言う気持ちよりも、「こうなったらいいなぁ。でも、現実にはありえないな」
と感じる比率が高いのではないでしょうか。
夢を『空想』の世界に送ってしまっているんですよね。
『空想』になってしまうと、頭の中だけの世界で成立しているような世界ですね。
同じイメージするのでも、『想像』の世界で夢を持つことはとても良いんです。
『想像』の世界は現実味を帯びていて現実とつながっているイメージですね。
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そして、誰でも『想像』を現実にする力を持っているんですよね。
例えば、今日の夕飯、オムライスが良いな。
と思ったとします。
これは、自分がオムライスを食べたいと言う『欲求』を受け取り、
自分の頭の中に『イメージ』し（手に入れ）たんですよね。
そして、これを実現するにはいくつかの方法があります。
一人暮らしだったり、自分でご飯を作る環境にあれば、材料を買って自分で作ることも出来ます。
家族に頼んで作ってもらうことも出来ます。
一人で食事に行く場合も、誰かと食事に行く場合も、それを提案し、実現することは可能ですよね。
もちろん、却下されてかなわない場合もありますが、このぐらいの希望なら、欲求を意識させることにも許可が出ますし、叶わなくても大きなハートブレイクにはならないんですよね。
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そうなんです。
叶わなくてもたいして、人生に影響がない場合には、自分でイメージして手に入れると言う経験はしているんですよね。
だってオムライスと結婚は別ですから・・・
そう、別なんですよね。
オムライスなら簡単に手に入るし、手に入らなくてもかまわない。
結婚は手に入れるのは難しいし、手に入らないくらいなら・・・。
そんな風にとても難しいもののように、いつの間にか扱ってしまっているのかもしれませんね。
確かに今までの人生を振り返れば、手に入っていないんですよね。
だって、結婚していないんですから。
その流れが、今後も続くのか、流れが変わるのかなんてわからないんですよね。
でも、『今までがそうだったから･･･』
と言う心強い言葉を信じてしまっているだけなのかもしれません。
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幸せな状況がやってきたときに、それを手に入れるのがふさわしいと自分の自己概念を高めておくこともとても大切なんです。
（今日は、このあたりには触れないでお話していきますね）
そして、目の前にチャンスがやってきたときに、幸せな状況を受け取ろうとする気持ちも大切なんですね。
でも、冒頭で触れましたように、この状況が本当に幸せにつながるかなんてわからないわけです。
そのときに、自分の内側から来る『Ｇｏ』サインに気が付けるかどうかがカギになるんですね。
オムライスのときは、『Ｇｏ』サインのレベルが低いので割りとキャッチしやすいのかもしれませんね。
でも、それ以上に、今まで成功したシグナルとして認識されているのかもしれません。
そうだとしたら、自分の恋の成功シグナルを強くしていったり、自分の中から出てくる欲求意識の成功確率を高くしてあげたら、チャンスが来たときに動けるかもしれませんよね。
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恋の成功シグナルは、うまくいった恋愛と言うのもそうですが、
『人を見る目』や『縁』なんかもそうですね、
例えば、自分がアプローチする前に他の人と付き合ってしまうけど、好きになる人はみんな素敵な人
とか
恋愛でなくても、自分が必要とする人とめぐり合える（仕事で頼りになる人がそばにいる、優しい人に恵まれているなど）
といったことも評価してあげても良いかもしれませんね。
ここで、そんな目や縁なんてないってすぐに思わないでくださいね。
どこかに、自分を支えてくれたり、理解してくれた人がいたかもしれない。
そんな目で一度見直してみてくださいね。
辛い人生の中にほっとできた人が見つかるかもしれません。
あるいは、敵ばかりだった人生の中に、敵じゃない人が見えてくるかもしれませんよ。
『恋をする中で、成功していた部分と言うか幸せだった部分』もそうなんです。
ここでは、私たちは、こんなにうまくいっていたのに『ダメ』だったという部分を評価しています。
人はめぐり合ってお付き合いをしても、その後の二人の生きていく方向やスタンスや環境が変化したら、お別れすることもあるんですよね。
これらがほとんど変わらずに生きていけるのが、真実パートナーなんですよね。
自分の中から出てくる意識の成功確率については、以前もお話したかもしれませんね。
自分がやったことでうまくいったことを改めて実感してみる事や、
例え偶然だったとしても、ついていたことやうまく物事が運んだことを評価してあげるなどですね。
人生で起こった辛い出来事などを次の幸せにつなげることが出来る感覚などを作ってあげてもいいかもしれませんね。
どんなことでも、自分の人生が常にうまく行っているんだという概念であったり、
自分がラッキーな人なんだと言う概念を大きくしてあげると良いかと思います。
それは、小さなことで良いんです。
進行方向の信号がちょうど青になって止まらずに行けた。
逆に信号で止まったから、昔の友達に会えて、嬉しい知らせを聞いた。
とか、いつもより早い電車に乗ったら座れた。
なんでも評価してあげるのが良いんですよね。
出来事をつかまえて、私ってついてるな。そう思うことが大切なんですね。
出来事を幸せの種にすることに関しても、例えば、私は離婚経験があります。
これも、人生のその部分だけ切り取ったら実に最悪な出来事ですよね。
でも、そのおかげで自己価値が低くそのために人生を辛いものにしていたということに気が付き楽で幸せな人生を手に入れることが出来ました。結果として、辛い結婚生活を継続しなくて済んだうえに、幸せまで手に入ったわけですから、あの離婚は意味があったんですよね。
自分の人生における全ての材料を幸せの予感にできたり、幸せの種に出来たとき、不幸になると言う自己概念から解き放たれ、幸せを『すっと』受け取りたくなるかもしれませんよね。
今、自分が持っている幸せの材料をもう一度見直してあげてく、幸せに向かって、一歩足を踏み出してみてくださいね。
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