
平 準司と原裕輝で隔週にて日曜の恋愛心理学講座を担当しております。
今週は私、原裕輝が担当いたします。
今日のテーマは「“どうしたほうがいいか”と“どうしていきたいか”は両方大切~頭と心のバランス~」です。




★心理学ワークショップ
★昼の部 (13:30-17:30 4時間)
『心理学を使って楽に、楽しく、幸せに生きる ~VISIONの力を使う~』
★夜の部 (18:30-20:30 2時間)
『心理学を使って楽に、楽しく、幸せに生きる ~過去を承認しよう~』
・7/19(日) 大阪開催
*詳細内容のページはこちらをクリック>>
会場 江坂・ホテルパークサイド 2F会議室
・8/09(日) 東京開催
*詳細内容のページはこちらをクリック>>
会場 五反田・ゆうぽうと 5F 研修室 かたくり

*お申し込みフォームへ移動>>>
*昼の部だけ、夜の部だけ受けられる形でも問題なく受講できます。両方受けられるとより深く学ぶことができます。
*当日飛び込み参加もOKですが、できるだけお申し込み頂けると助かります。
*参加条件:18歳以上の方。ただし、2歳未満のお子様に限り同伴可能です。



「“どうしたほうがいいか”と“どうしていきたいか”は両方大切~頭と心のバランス~」
今日は、お別れに関してどうしたほうがいいのか?という考えること偏重になっている時は・・・というお話です。
どうしたほうがいいのか?と考えることにはまっていて、心の声を聞くを忘れてしまっている時はちょっと立ち止まってどうしていきたいのかという心の声にも耳を傾けてみませんか?という提案をしたいんですね。



カウンセリングで彼氏や彼女とのお別れや離婚のご相談をいただくことがあります。
例えばA子さんという方から「彼からお別れをしたいという話が出ているんです」という感じでご相談をいただいたとします。
A子さん:「彼曰く私の彼に対する物の言い方がきついらしく、それが嫌で気持ちが冷めてしまい、それで別れたいらしいんです」
原:「A子さんはどうしていきたいと思われているのですか?」
A子さん:「できればやり直せるよう頑張りたいと思うんです・・・」
原:「じゃあ、二人の関係が修復できないか一緒に考えていきましょう」
このような話の展開になることがあります。
すると目を丸くしてこう言われる方がいらっしゃいます。
「手放さなくていいんですか?」と。
そう言われた訳をクライエントさんにお聞きすると、カウンセリングサービスのHPに掲載している“手放す”ことに関しての記事を読んで、パートナーからお別れの話があるとそれを受けいれて手放さなきゃいけないものだと思っていたとの話でした。
そしててっきりそう言われるものかと思っていたとのことでした。
そう思ってカウンセリングにきたところ「じゃあ、二人の関係が修復できないか一緒に考えていきましょう」と全く反対のことを言われたので驚いたとのことでした。



たしかに別れを受け入れパートナーを手放していくという考え方をすることが鍵になる場合もあります。
ご相談の内容によっては私の一意見としてパートナーを手放す提案をさせていただく場合もあります。
ですが私はまずはクライエントさんの“どうしていきたい”という思いを尊重したく思っています。
状況からみて手放したほうが良さそうかどうかだけで判断を進めていくと心が置いてきぼりになってしまうことがあるからです。
どうしたほうがいいというのは思考的なことです。
いわば頭での考えたこと。
どうしていきたいというのは意志や気持的なこと。
いわば心の思いです。
頭ばかりで手放していったほうがいいかどうかを決めていくと、心が置いてきぼりになってしまいます。
だからどうしたほうがいいだけではなく、どうしていきたいかも一緒に見ていくことは大切!
私は「お別れの選択をするのも一つの幸せになるための選択ですよ」という話をクライエントさんにお話をしています。
その選択をする為には“後悔が残らないように”というのは大切なキーワードになります。
どうしたほうがいいか偏重で心を置いてきぼりにしてしたままお別れを選択すると、あとで置いてきぼりにした心がひょっこり顔をだします。
心と折り合いをつけないままどうしたほうがいいか偏重で決めると『あの時どうしてもっと頑張らなかったのだろう』『あの時もっと話し合えばよかったのかなぁ』『もっと抗ってみたらよかった・・・』など納得いってない心が暴れ出して後悔という思いを作ってしまうことがあるのです。
幸せになるための選択としてお別れを選んだにもかかわらず後悔の念が作られるのはもったいないです。
そのような思いを作らないためにも、状況からみて手放したほうが良さそうかどうかだけで決めずに、どうしていきたいのかもちゃんと見ていくことが大切なんです。
そのさい葛藤が生じるかもしれませんが、葛藤を抜けたときに心に折り合いがつくポイントが見つかるはずです。
そのほうが後で納得いってない心が暴れるといったことがおこりにくいんですね。



どうしていきたいかを突き詰めていくと、執着をしすぎてしがみついく状態になってしまうんじゃないの?
極論的にはストーカーのようになってしまうんじゃないの?という質問をクライエントさんに聞かれることもあります。
確かに極端にどうしていきたいか偏重になってしまうとそうなのかもしれませんね。
カウンセリングでは、もしそれでクライエントさんにマイナス効果が高くなってしまっている時はマイナス効果が高くなっているので“どうしていきたいか”だけではなく“どうしたほうがいい”も考えて行きましょうという話をしていきます。
極端にならないように頭と心の両方バランスをとっていくのですね。



どうしていきたいかという思いを大切にしていき、例えばそれが「できればやり直せるよう頑張りたいと思うんです」であれば、それがやり直すという結果に結びつくかどうかはわからないのですが、それに向けてできることを精一杯してみるんです。
この場合、手放すというのは別れを切り出してきているパートナーを手放すのではなく、結果に対しての執着を手放していきます。
どうしてもやり直せないと嫌だという結果に執着せずに、どうなるかわからないけどやれるだけのことをやろうと結果を手放していきます。
そうして「私はやれる事は全部やった」とやりきった感ができれば、例えそれが当初自分が望んでいた結果でなかったとしても後悔を生みにくくなり次に進みやすくなりますから。



何かの参考やヒントになれば幸いです。

今回も読んでいただきありがとうございました。
次回も恋愛心理学をお楽しみください。

(文:原裕輝)
。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜
原の個人ブログがあります。
役に立つことから、まるっきり役に立たないことまで色々書いています。
良かったら読んでくださいね>>>
原のカウンセリングを使ってみたい方は!
カウンセリング予約センターまでお電話ください。
TEL:06-6190-5131
もしくは:06-6190-5613
原のカウンセリング&ワークショップのスケジュールはこちらでも確認できます>>>
☆ ☆ ☆
こちらでお届けしているような心理学講座を聞いていただくこともできます。
「きくまる」の無料音源サービスでは、私どものいろんな講師の講座やレクチャーを無料試聴していただけます。好評配信中
ぜひ、試聴してみてくださいね!
無料配信中


原に回答してほしいご相談がある方は、
メッセージの投稿フォームから、
ご相談をお送りください。
※コメント欄ではなくメッセージの投稿フォームというのがあります。
※メッセージを送っていただくには、アメバブログにログインする必要があります
いただいたご相談の中から、1~2ヵ月に1件のご相談を採用させていただきます。
ご相談をお送りいただいたみなさんに回答できない場合や、回答までに日数がかかる場合があることをご了承ください。
ご相談内容は1,000文字以内にまとめて投稿ください。
なお、採用させていただいたご相談内容は、ブログ上で回答とともに公開させていただきますので、文中のお名前等を含め、公開されてもよい内容でお送りください。(IDは公開いたしません)
お呼びしていい名前を相談文に書いていただけると助かります。匿名希望、ペンネームなんでも結構です。
みなさんからのご相談をお待ちしています!m(_ _ )m