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自分のことも相手のことも大切にする自己表現(4)

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恋愛テクニック-成井裕美


こんにちは、成井です。
今日もご覧いただきありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ

最近は、夏のような日もあれば、梅雨のようなジットリ感もあり、温度変化も激しいですね。
みなさん、体調管理が難しい季節ですので、ご自愛くださいね。

火曜日更新「モテオーラ養成講座」は
第1火曜日・安東秀海第2・4・5火曜日・那賀まき第3火曜日・成井裕美
のメンバーでお届けしています。

ということで、今日は月1回の成井のターン。


一昨日の14日に、大阪で3組の講師が3本立てで講座を行う、「スペシャルワークショップデー」行われ、私もまたまたそこで講師を勤めさせて頂きました。
お越し頂きましたみなさん、ありがとうございました!

実は今、シリーズでお届けしているのは3月に開催された大阪スペシャルワークショップにて私が講座で扱ったテーマを元にしてるのですが、月1回の担当だからか、もう6月。
時が立つのが早いです(>_<)
もしかしたら一昨日に扱ったテーマもいずれここでお話する時がくるかも?ですが、その頃には季節はいつになっているのでしょうか(笑)


『コミュニケーションは「自分」と「相手」で成り立つ共同作業である』というのが本シリーズ通してのテーマです。
ここまで3回のポイントをざっくりとまとめますと、

第1回目のポイントは、「私は本当は、何を相手に伝えたいのか?」を”知る”こと。
第2回目のポイントは、自分が伝えたいことは、”相手に伝わる形”にして表現する必要がある。
第3回目のポイントは、自分の表現を、「相手がどのように受け取るのか?」は相手次第。だから、1回のコミュニケーションのズレを恐れないで。

です。

そして前回のお話のキーワードが、『表現してはいけない気持ちや思いはない。ただその表現の仕方を工夫すればいいだけ』ということ。

前回はその概念だけしかお伝えできませんでしたので、今回は少しテクニック的なお話になりますが、

「じゃあ、その表現の仕方をどう工夫するの?」

という部分についてお話したいと思います。

1つ1つの事例をお話していると、このシリーズが永遠に続けられてしまいますので(笑)、
私達がよく”コミュニケーション”でおちいる6つの罠にまとめて箇条書きにしたいと思います。
(※ある意味、逆にすれば”コミュニケーション”の達人になる訳です♪)

◇6つの罠
1)気持ちの伝え方が質問のカタチになっている
2)主語が「私」ではなく、「あなた」
3)否定形が乱用されている
4)過干渉、過保護にしてしまう
5)話題をコントロール(自分の筋書きに合うようにすり替え)してしまう
6)相手や自分の価値を下げている


1)気持ちの伝え方が質問のカタチになっている

不満や怒りなど、特にネガティブな感情を表現する時によくこの罠にはまりやすくなるようです。
なので相手と喧嘩や口論になった時に、こんな言い方をしている人、見たことありませんか?

「私、何度も○○して、ってお願いしなかったっけ!?」
「あなたはどうしていつもそう勝手なの!?」
もちろん、相手を責めたい気持ちがあるのもそうなのですが、でもその時に本当に伝えたいのは、
「私は前にちゃんとお願いしたもん」とか「あなたは勝手だ」ということではなく、

「いつも私が助けを求めてお、あなたは助けてくれない。」
「私のことを大切に思ってくれていないように感じて、寂しい。」
そんな不満や悲しさなどの気持ちなのではないでしょうか?

本当に伝えたい、相手に分かって欲しい、受け止めてもらいたいのは、言葉の下にある感情の部分なのです。

そこは質問形という、まるでクイズのような形式ではなく、あなた自身の言葉にするほうが、よりスムーズに相手のココロに届きますよ。

なので1つ目の秘訣は、「本当に相手に分かってもらいたい気持ちは、質問のカタチにしない」です。


2)主語が「私」ではなく、「あなた」

先ほどの「あなたはどうしていつもそう勝手なの!?」というのがまさしく、主語が「あなた」になっている典型です。
他には例えば、「今さら何ができるの?」と主語が抜ける形で相手に伝えたり、
「何度も傷つくと、誰だって他人を信用できなくなるよね」と一般論のように聞こえる表現の形になる場合もあります。

しかし、1つ目と同じで、もし相手に何かを伝えようとしている時にこの表現の仕方をとってしまうと、あなたの思いがなかなか相手に伝わりません。

「今さら何ができるの?」は、もしかすると「私にはもう、この状況を好転させる方法が思いつかなくて絶望している」という思いが隠れているのかもしれませんし、
「何度も傷つくと、誰だって他人を信用できなくなるよね」は、「私はすごく傷ついている。だから人を信頼できない」という思いが隠れているのかも知れません。

どうして私達はそういう表現の仕方をするのか?を考えた時に、私なりに見つけた答えは、
『「私」ではなく、「あなた」を主語にすると、自分の苦痛から逃れられる気がする』からなのではないか?ということです。

「あなたはどうしていつもそう勝手なの!?」と、相手の問題になっている時は、そこでは「私」の気持ちが切り離されるので、そのネガティブな感情に飲み込まれなくてもいいように感じる。ある意味そうして自分自身を守っているのはないか?ということ。

自分自身を守ることは本能のようなものですから何も悪くありません。
でも、もしあなたが「本当に相手に伝えたいこと」がある時には、あなたは自分の感情から離れている表現をする分だけ、相手にも伝わりにくくなってしまうのはすごくもったいないですよね。

なので2つ目の秘訣は、「”私”を主語にしよう」です。


・・・と6つに絞りましたが相当長くなってきてしまいましたので、続きは次回(7/21)!
(次回完結しますので、ご安心くださいませ)



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