みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代・大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。
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「少し考えさせてほしいんだ」
「しばらくひとりにしてほしい」
こんな言葉と共に、彼から「ちょっと距離をおこう」と告げられたら。
「それって私と別れたいってこと？」
「遠回しに別れたいって言っているの？」
多くの女性はそう思うものですが、男性にしてみれば、人生に戸惑い立ち止まっているような時期であることが多いのです。
だから、すぐに「別れ」と決めつけないでいただきたいのです。
■大切には思っているのだけど、というような状況で
そういえば。なんだか最近、彼の様子が変だったような気がする。
楽しんでいるようでもないし、心ここにあらずだし。
彼からのお誘いも前より減ったような気も。
このような状況にあるときは、あなたのことを大切には思っている一方で、なんとなくマンネリ感を感じていることがあります。
手を伸ばせば触れられるのはわかっているんだけど、少しだけ億劫さがあるというか。
こんな時の男性というのは、自分の気持ちがあなたに対して「誠実さが足りないのではないか」と、むしろ考え込んでいるところがあるようです。
ここで、少しだけ見直してみるのだとしたら。
あなたにとって彼の存在があたり前になっていないだろうか？という視点。
少しばかりイメージチェンジのような新鮮さを自分に取り入れること。
そんなことがあると良いのかもしれません。
■恋愛以外のものに目が向いている、というような状況で
仕事が忙しい。
デートをする時間がなかなかとれない。
会う時間が大切なのはわかるけれど、ひとりの時間もほしい。
男性はこのような、恋愛を優先できない状況になってしまうことがあります。
仕事が上手くいっていない場合など、なおさらカッコ悪い部分は見せたくないし、余裕のなさからのストレスで苛立ちをぶつけたりすることも避けたいと思うものです。
そんな大変な時こそ、なおさら会いたいのに。
私が癒してあげるのに。
女性はそう思うかもしれませんが。あなたが彼を気遣うように、余裕のない自分では一緒にいられないというのも彼の気遣いなのです。
ここで、少し見直してみるのならば。
あなたもまた、恋愛以外の時間を優先してみてはいかがでしょうか？
せっかくある時間を、彼を待つだけの時間にするのはもったいないですよね。
こんな時は、あなた自身の時間の使い方の見直しが必要なようです。
■将来への漠然とした不安がある、というような状況で
いわゆる将来への不安というものは、女性にもありますが男性にもあるのです。
女性にとっては、結婚に向けてのいろいろなことだったりするのですが、男性にとっては社会的な責任であったり経済的なことであったりキャリアのことであったり。
どれだけ自分が男として一人前であるか、ということに尽きるような気がします。
女性が自分のタイミングで結婚を期待することが、責任感を持ちすぎる男性にとってはプレッシャーになることがあります。
そう、それはどこか真面目な男性ほど、「この自分ではたして幸せにできるのだろうか」という壁に直面するということです。
そんな時に、見直すべきことがあるとしたら。
「今ここのふたり」を合わせて、今を楽しむことに意識を向けてみる。
将来の計画ばかりにとらわれず、少し気楽さを取り戻してみる。
ここでは、ふたりのペースの違いからズレが生じやすい時期なのです。
早く進みたい女性と、マイペースな男性とでは、歩幅が合わなくなることがあります。
いかに相手の歩みを尊重しようとするか。むしろこの時期を越してこそ、「この人となら一緒にいられる」と思えることだってあるのです。焦りは禁物な時期ですね。
■すべてが悪いと判断しないこと
距離を取られるということに対して、女性の多くは不安を感じることでしょう。
表面的に、もしくは物理的に距離が離れていたとしても、じつは「あなたのことを考えたうえで、彼はそうしている」ということもあるのです。
彼自身の余裕のなさや人生の正念場のようなところで、あなたを巻き込みたくもないし、自分自身を立て直す時間が必要なこともあるのでしょう。
見えている部分だけにとらわれると、不安にのみこまれてしまいがちですが。
少しばかり俯瞰してみると、「あなたが思うほど悪い状況ではなく、次のステップのための小休止」のこともあるのです。
そんな時は、あなた自身のライフスタイルを見直してみましょう。
そうそう、あなたもちょっとお疲れ気味ではないですか？
必要であれば、カウンセリングもご利用ください。
こんな時こそ、カウンセラーという第三者の視点が役に立つかもしれませんよ。
ご参考にしてください。あなたの幸せを願っています☆彡
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