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自分のことも相手のことも大切にする自己表現(2)

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恋愛テクニック-成井裕美

こんにちは、成井です。
今日もご覧いただきありがとうございますヽ(=´▽`=)ノ

2月より火曜日更新「モテオーラ養成講座」は
第1火曜日・安東秀海
第2・4・5火曜日・那賀まき
第3火曜日・成井裕美
のメンバーでお届けしています。

ということで、今日は月1回の成井のターン。



去る3/1に大阪で3人の講師が3本立ての講座を行う「スペシャルワークショップデー」が開催されまして、私も講師を務めました。
そこで扱ったテーマが、今回のタイトルにもなっています『自分のことも相手のことも大切にする自己表現』です。


前回より、シリーズでお届けしておりまして、まず最初のステップは


でした。

”コミュニケーション”は「自分(私)」と「相手(あなた)」で成り立っている”共同作業”といえます。

だから、相手との意思の疎通がうまく取れなかったときには、あなただけが悪いわけでもないですし、相手だけが悪いわけでもありません。

しかし「自分の気持は表現しないと相手には伝わらない」のです。
私達はテレパシーレベルで会話できるほど、進化していません。
映画のETのように指先で意思疎通するなんてこともできません。

だからこそ、私達は自身の「自己表現」のスキルを磨くことで、より自分を発信しやすくなるし、相手にも自分のの気持ちや想いを受け取ってもらいやすくなりますよ、というのが前回のお話のポイントでした。

そして今日は『自分のことも相手のことも大切にする自己表現』を磨くための最初のステップは、2ステップ目。
先にまとめを言いますと、

【自分が伝えたいことは、”相手に伝わる形”にして表現する必要がある】

というのが今日のポイントです。


”コミュニケーションは共同作業”というのが、今回シリーズでお届けする『自分のことも相手のことも大切にする自己表現』に共通する大切なポイントなのですが、よく「会話はキャッチボールだ」と言われるように、言葉のやりとりだけでなく、私達は相手と会話し、コミュニケーションをするときにいろんな情報を伝達しあっています。

対面であれば「言葉」の情報だけでなく、相手の表情や仕草、相手の目線などからも相手の思いや考え、感情を汲み取ろうとしますし、
それが電話であれば、このトーンや間なども、言葉以上に饒舌に何かを語っているかもしれません。
メールやメッセージアプリであれば、言葉だけでなく絵文字やスタンプ、返信の頻度にも私達は「相手はきっとこう思っているのかな?」と意味をつけたりもします。

そんな風に、「言葉」として表現されるものよりも、言語化されているもの以外(非言語)からも私達はたくさん情報を得ながら、相手と会話しているわけです。

それを例えて図にするならば、こんなイメージです。

自分:聞く・見る→【気持ち・考え】→表現する
     ↑                  ↓
相手:表現する←【気持ち・考え】←聞く・見る

こんな風にぐるぐると私達は情報伝達しあいながら、相手を理解し、自分を伝えているのです。

しかし、ここで1点、私達のコミュニケーションで最大の罠があります。
それは、【気持ち・考え】と書いたこの部分。

この【気持ち・考え】というのは、私達の心の中で起きていることなのですが、相手の言葉を聞いて、見た時にその情報を

・どのように感じ
・どのようにどう受け止め
・どのようなどう意味づけるのか?

というのが人それぞれ違うのです。
なのに私達はこの「理解の枠組み」が違うということを、普段あまり意識しません。

だからこそ、『自分にとっての当たり前=相手にとっての当たり前』だと思い込んでしまうことがあり、
相手が自分と違う感じ方をしたり、自分とは違う意味付けをしてしまった時に「なんでわかってくれないの!?」とイライラしてしまったり、
「理解できないのはあなたの誠意が足りないのではないか!?」「私のことを大切に思っていないからではないのか!?」と相手を攻撃したくなったり、
相手の自分への好意や愛情が本物ではないのではないか?と疑いたくなってしまったり、
自分は大切にされていないと自信をなくしてしまいやすくなったりしてしまうことが多いようです。

またこの「理解の枠組み」は一定ではなくて、その人のその時の気分や、その時の価値観にも大きく左右されます。

落ち込んでいる時には、こちらはそのつもりがなくても、ちょっとした言葉で相手を傷つけてしまったりすることもありますし、逆に私は遠回しにお断りしたつもりだったんだけど、超ポジティブに捉えられてしまった!なんてこともあるかもしれませんよね?

しかしそれはただ「理解しやすい”形”が違うだけ」なのです。

同じことを説明するのにも、例えば大人に説明するのと、5歳の子供に説明するのとでは、私達は自然にチョイスする言葉を変えていることと思います。
それは『相手に伝わる形』にしているからです。

仮にあなたがパソコンの操作がある程度普通にできる人で、これから初めてパソコンの操作を覚えようという人には、きっと「ダブルクリックとはこういうことで」と、その操作自体も教えるでしょうし、「PCが大きなタンスだとしたら、”フォルダ”というのは、そのタンスの引き出しのことだよ。写真の引き出しの中には画像データをしまったりできるんだよ」と、相手の身近なもので例えなおすこともするかもしれません。
それも『相手に伝わる形』にしているのです。

しかし「わかってもらえるのが当たり前」「相手が知ってて当たり前」だと思うと、私達はその作業を省いてしまいます。

よく私が相手とのコミュニケーションのズレについてのカウンセリングをしている時にお伝えしているのが、

相手は大人で、普通に日本語が通じているように見えるので私達は「kれくらい言わなくてもわかってくれているよね」「これはさすがい伝わっているよね、だって常識だし」と思いがちですが、それを一旦横に置いてください。

ということです。
そしてこうもお伝えします。
『相手のことを「まだ地球にきて1ヶ月の宇宙人なんだ」と思ってみてください(笑)』

ずっと一緒にいるような人でも、この”宇宙人”だと思って見てみると「あぁ、ここ通じてないんだな」ということに対して、イライラしなくなります。
そして、「じゃあこの宇宙人にも分かる形にするにはどうしたらいいだろう?」という発想が生まれると、私達は言葉のボキャブラリーが増えたり、
「次、こう伝えたら相手はどんな風に捉えるだろう?」と伝わらないことに傷つかずに、「次こうしてみよう!」とあなたから表現しやすくなります。

もちろんこれは、相手にだけ使えることではなく、「自分自身」にも使えます。

・私はこんな言い方されると、こういう風に感じるんだな。
・私は会話の時に相手がこんな仕草をすると、こんな風に感じるんだな。
・こんな時に私はこう思いやすいんだな。

そんな風にあなた自身の「理解の枠組み」を知っておくと、相手に自分を知ってもらうのにも役立ちますよ。





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