木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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女性の皆さん、もしも自分が男性だったとしたら、あなたをパートナーに選びますか?
この問いかけに、YESと答えられなかった人が、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。
もしも私が男だったら、きっと私のことは選ばない』と思っているとしたら、もしくは即答してしまうようでしたら、恋愛がうまくいっていないかもしれません。
それは、その人に魅力がないからではありません。
自分のことが好きでないので、きっと人も好きになってくれないだろうと思ってしまっているからなのです。
自分のことが好きでないと、『こんな私を選んでくれる人などいないだろう』という想いを持ってしまいます。
こんな私を選んでくれる人などいないのだとしたら、男性と出会ったときに、何とか自分を隠して誤魔化して、良い人と思ってもらおうとしてしまいます。
そうすると、本来自分が持っている魅力が、相手からは全く見えなくなってしまうのです。
『こんな私は愛されないから、こんな私のことは隠してしまおう』とするのですが、それは相手から見ると、よくわからない人になってしまいます。
私たち人間は、よくわからないモノに関して、とても警戒します。
箱の中身はなんでしょう?というゲームが一昔前、テレビ番組でよくやっていました。
ゲームを体験する当事者だけが、箱の中身がわからないまま、箱の左右から手を入れて、箱の中にあるものに触れて、それが何かを言い当てるゲームです。
そこには、ただのビニールホースが入っているだけであっても、ゲームをしている本人は、見えないので恐いのです。
ビニールホースに少しふれただけで、キャーと悲鳴をあげたりします。
中身が見えている人にとっては、ただのビニールホースに触れて怖がっているわけですから、それが面白いわけですね。
でも、本人にとっては、わからないから感じるのは恐れだけです。
恐れは、想像を膨らませます。
触れてみたところ、細長い冷たいものだった。
もしかしたら、ヘビ??
そうなると、もう箱の中へ手を入れることもできあいくらいに恐ろしくなってしまいます。
『私は愛されないから、こんな私のことは隠してしまおう』とすると、相手からは、その人が何が好きで、何が嫌いな人なのかすらわからなくなります。
いったい何を考えて、どんな趣味を持っていて、いったい何歳なのだろう?
わからない謎だらけの人になってしまうのです。
人間は、よくわらかないモノには、とても警戒しますから、あなたは男性から警戒されてしまいます。
本当は、お料理は苦手だけれど、それだと嫌われてしまうと思うと、そのことを隠してしまいます。
そして、お料理が得意なふりをしてしまいます。
でも、それはあくまでも「ふり」なので、そのことがバレないように、ずっと気を付けなくてはいけなくなります。
それはとても不自然な状態です。
作ってもいないお料理を、作ったかのように話すのは、どこかリアルさに欠けてしまいます。
『今度、手料理食べさせてよ』などと言われても、『そのうちね』と誤魔化し続けてしまいます。
なんだか、よくわからない、一貫性がない挙動不審な人になってしまうのです。
もし、お料理が苦手だったとしても、別にそのことで愛されないわけではないのです。
お料理が苦手だということを隠して、よくわからない人になる方が、人との距離を広げてしまいます。
お料理が苦手、でも私は私のことが好きだとしたら、お料理が苦手なことは隠しません。
隠さないので、どんな人なのかが、よくわかります。
わかるので、警戒しないのです。
わかりやすい人は、好かれます。
わかりやすい人は、安心感を持ってもらえます。
自分が自分のことを、好きでいると、自分を隠さなくてよいので、人からも好かれて、安心感を持ってもらえるので、恋愛もうまくいきます。
『自分のことが好き?』
『それって、傲慢なんじゃないの?』
そう思われるかもしれませんが、自分のことが好きなのと、傲慢なのはまったく別のことです。
『もしも私が男性だったら、絶対に私を彼女にする』
そう思えるくらいに、自分のことを好きになりましょう。
わかりやすい人になりましょう。
何が好きで、何が苦手で、どんな趣味があって、誰のファンで、何をすると喜んで、何をすると悲しくなるのか・・・・等々
自分を隠さずに、『私はこんな人ですよ』と表現すると、周りの人は安心感を持つことができます。
自分を好きになるレッスンは、様々あります。
どれも即効性があるものではありませんが、続けることで、自分を好きになることができます。
自分を好きになるためのレッスンが書かれた本は、たくさん出版されていますよね。
自分を褒める日記をつける
鏡に向かって、自分を褒める
友だちに、あなたの良いところを聞いてみる
などが、代表的なレッスンかもしれません。
『もしも私が男性だったら、絶対に私を彼女にする』こう思えるようになることを目指してみてくださいね。
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