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「愛する人の子どもを産みたい」そんなこと思ったことのない私。そこにある理由とは?

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こんにちは。カウンセリングサービスの池尾昌紀です。
 土曜日の「魅力UP術」は、小川のりこ と池尾昌紀の二人が、隔週でお届けしております。 
今週も、どうぞよろしくお願いいたします。
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例えば、こんなご相談。


「女なら、愛する人の子どもを産みたいって思うものよね。」


 女性の上司や、女友だちが言う、こんな言葉。

 私はそんな風に思ったことなんてない。

 女性として、それって絶対思うものなの?



恋愛がうまくいかない。

彼がいるのに結婚に踏み切れない。

そんなカウンセリングで、こうした話が出てくることがあります。


そんな時、私はいつも

「僕は男なので、その気持ちが本当の意味ではわからないんです。」

とお伝えしています。


だって、そうですよね。男には子どもは産めないのだから。

そこに嘘はつけません。


でも、どんな風に苦しかったり、どんな風に悩んでいるのか、について共感することはできます。


私が男だからこそ、話しやすいという一面もあるのかもしれません。


こうした思いを持っている女性は、そもそも、どうしてこの悩みを持たなければならないのでしょう。


今回のお話の問いかけは

「愛する人のために子どもを産みたいと感じる人も、感じない人も、どちらもいる。」

が答えのはず。


頭ではわかっているのです。

でも、納得できない、何かがある。


私が、女性のクライアントさんとたくさん、お話しさせていただく中で気がついたのは、この言葉が気になる理由の中には、以下のものがある、ということでした。


1.「女性とは、こうあらねばならない」という価値観がある

2.「誰かを心から愛せない」という思いがある


キャリアもあり、会社では社内でも、顧客からも高い評価をもらっている。

友人からも、「付き合いやすい」「さっぱりしてて何でも話せる」なんて、慕われている。

結婚することになったら、お互いの仕事や趣味などは尊重しあい、家事はその時、やれる方がやれるような関係が築きたい。


こんな風にお話しされる女性のクライアントさん。

自分も、周りも、「女性とは、こうあらねばならない」という価値観から解放されて、自由で、男性と対等に生きている、と思っている。


でも、気がついていないだけで、心の奥底には「良妻賢母」にならなければいけない、という思いが眠っていることが、本当によくあります。


すると、心のどこかに「私は女として正しく生きているのだろうか」と自問自答してることがあるんですね。


こうした思いは、無意識に感じているだけに、自覚しにくいことも多いようです。


その葛藤が「女性とは愛する人の子どもを産みたいもの」という言葉に引っかかってきたりします。

「女らしさ」にこだわっていなければ、気にならないはず、なのです。


「私が気にしているのは、この言葉じゃなくて、女としてという価値観かもしれない」

まずは、そこに気づいてみてください。


そして、こうした「女らしさ」「良妻賢母」などの「女性としての生き方」について葛藤している女性はたくさんいる、と知っていただけたらと思います。


たったこれだけの整理をするだけでも、心は楽になります。

それほど、自分が女性としておかしいのではないか、と自らを責めているようなんですね。


むしろ、それは逆なんです。

こんなにも悩んだり、葛藤したりしているのは、「女性らしさ」があるからこそ、できることなんです。



そして、もう一つの切り口「私は、誰かのことを心から愛せないのではないか」という思い。


「愛する人のために、全力で自分の思いをぶつけたい」


という思いがあるのに、それができなかったり、感じられなかったりすることが、この言葉に引っかかる無意識の理由であることもあります。


実は、ここには「子どもを持つことへの恐れ」が隠れていることがあります。

なぜ、子どもを持ちたくないのか。


その理由は「自分のことが嫌いだから」。
無意識に自分の分身を作りたくない、と思ってしまっている場合があります。


「愛する人のために、何かをしたい」

と思っても、自分のことが嫌いだと、全力で与えることができません。


そんなことをする価値が私にはない。

そんな私に全力で愛されても、相手に迷惑をかけてしまう。


そんな無意識の心の声が、ブレーキになっていることがあります。


「愛する人のために子どもを産みたい」というのは、「全力で愛する」ことの象徴になっているようです。


カウンセリングの中で、この「自分のことが嫌い」について、「自分を好きになる取り組み」を実践していく中で、「自分を好きになれる」ようになってくると、「愛する人のために何かをする」ことに対するこだわりが減っていき、「別に、思ったって、思わなくたって、どっちだっていいじゃない」という気持ちに変化していくことも多いのです。


具体的な「自分を好きになる方法」については、下記の記事をご覧ください。>>>「美しさや魅力アップのアプローチ、外見だけで満足してますか?~インナービューティーのススメ~


恋愛がうまくいかなかったり、結婚が踏み切れない悩みを解決する方法は、実は、この「自分を好きになる」ことなんですね。


でも、自分だけが自分に価値がないと思っているだけで、彼や周りの人は、あなたのことが好きで、評価してくれていることも、本当に多いのです。


まずは、自分を好きになって、正しいあなたの価値を受け取っていこうと思ってみてください。


そもそも、こうした「女性らしさ」に悩むということは、それだけ「女性らしく」そして「愛情が大きい」証拠なのです。


今回の記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。


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