こんにちは、恋愛心理学を平準司
と一緒に担当している
原 裕輝
です。
いつも読んでくださいまして、ありがとうございます。
ただいま名古屋 に出張中です。出張先でこの原稿を書いています。
宿泊先のホテルの一階がスタバになっていて、ふら~っと一階におりてスタバで一息ついたり、原稿をスタバで書いたりと何度もスタバに行っております。
美味しいコーヒーは原稿を書く時の必需品となっております。
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☆本編の前にちょっとだけお知らせタイムです。
原が行う心理学ワークショップのお知らせです。
■心理学をライブで学ぶ! 心理学ワークショップ
心理学ワークショップ
『手放しの心理学 前編~今の自分を手放してよりすてきあなたにヴァージョンアップ~ 』
2/26(日)13:30~20:30 東京
『手放しの心理学 後編~観念を手放してより自由に、より広い心の持ち主になる ~』
2/26(日)18:30~20:30 東京
『手放しの法則-手放すともっといいものがはいってくる-』
3/18(日) 16:00~20:00 福岡
『癒しの1DAYワークショップ
』
3/20(火祝)10:00~20:00 大阪
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いたこってご存知でしょうか?
そう!恐山で有名ないたこです。
霊を体に憑依をさせて話をするという職業の人です。
今日は、いたこになってみませんか?というお話です。
いたこになるといっても、どこぞの霊山


いたこさんの“ごっこ”をしてみませんか?というお話です。
お母さんごっこ、仮面ライダーごっこなどで使われる、ごっこ遊びのごっこです。
日常生活のなかで◯◯さんだったら何ていうんだろう?と考えたことってありませんか?
例えば、商談の時に『この局面では課長だったら、この仕事を引き受けるかな?断るかな?』という感じです。そう考えてみると『課長だったら、この仕事を条件をつけて引き受けるかな・・・。よし!それで交渉してみよう』と、いつもの自分と違った答えがでてきたりします。
その人が想像した課長的な発想がでてくるわけですよね。
これは課長の霊を体におろしてきて答えたわけではありません。(説明をしなくてもわかってたと思いますが)
あくまでも自分自身でだした発想なんですが、◯◯さんだったとどうするだろうと考えることによって、自分の中の課長的なマインドとつながって、課長的な発想をし、いつもと違う行動をとってみたということですね。
このことを私はかってに、“いたこごっこ”と名付けています。
そしてクライアントさんに「いたこごっこをしてみませんか?」とお薦めをしては、「な、なんなんですか、それは?」と言われております(笑)
このいたこごっこは、恋愛でも使えるシーンがあります。
例えば、いつもならケンカになる局面で◯◯さんだったとどう受け止めるんだろう?、◯◯さんだったとなんていうんだろう?、◯◯さんだったとどうするだろう?と考えてみることで、違う受け止め方をしてみるとか、ケンカになる言葉を吹っかけるところを違う言葉を言ってみる時などに使えそうです。
例えば、ある女性の彼がネガティブ発言をよくする彼だったとします。
「今度、駅前にできたカフェにいこうよ。すっごい流行っているらしいよ」と彼女。
「でも、風邪がはやっているらしいし人が建物内で人が多いところはあぶないんじゃないの?」と返す彼。
「そ、そっか・・・。じゃあ、家でビデオでも見る?」
「でも、ビデオ屋も人が多いよね。選んでいる間にもしかした風邪をもらちゃうかもよ」
「そ、そっか・・・。公園に散歩とかってどう?」
「外は寒いよー。それこそ体調をわるくしちゃったらどうする?」
このようにネガティブな見方が多かったり、「でも・・・」と彼女の発言を否定する発言が多かったりする彼です。彼女はそんな彼の発言にいつもイライラするんです。
「じゃあ、あなたはどうしたいのよ(怒)」
と彼女が言ってはケンカになるのがいつものパターン。
そしてケンカの後に彼女はいつも自己嫌悪しちゃうんです。『あぁ、またやっちゃった。次はケンカしないようにしようと決めたのに』と。
そんな時に、いたこごっこを使ってみるんですね。
『次はケンカしないようにしようと決めたのに』と思ったとします。
じゃあ、どんな私になれたらケンカをふっかける一言をださないようになれるんだろう?、どんな私で彼に接してみたいんだろう考えてみるんです。
『私がなりたいのは・・・彼のことを笑って受け止めれてような女性になってみたいな』というのが出てきたとします。
そう思ったら次は誰がそのイメージに近いかな?ということについて考えてみるんですね。
笑って受け止めれてような女性って私の知っている人では誰がイメージに近いかな?って考えてみるんですね。
『友達の◯◯ちゃんってそんな感じな人かな!』と身近な人がでてくるかもしれませんし、『マザーテレサがイメージに近いかな』と歴史上の人物がでてくるかもしれません。
そして彼がいつものようにネガティブ発言をした時に、いたこごっこを使ってみるんです。
『じゃあ、あなたはどうしたいのよ!といつもなら言うんだけど、友達の◯◯ちゃんならこんなときどんなことを言うんだろう?』
『マザーテレサならどうなリアクションをするんだろう?』と、いたこってみるんです。
もちろんマザーテレサさんなんかはあったこともないし、実際はどんなリアクションをするかなんかは見たこともないですよね。
しかし、そう考えてみることで自分の中のマザーテレサ性とつながろうとできます。すると自分の中のマザーテレサのように受容的なマインドとつながって彼をうけとめようとするわけです。
その局面に必要な自分自身の中にあるマインドとつながっているわけですね。
このように、いたこごっこは『◯◯さんだったら・・・』と考えてみることによって、いつもとちょっと違う発想をしてみたり、いつもとちょっと違う反応をしてみたり、気持ちの切り替えに役立てられる方法です。
自分自身が消耗しているときは、いたこごっこをしてみようと思う余裕もないことがありますが、少し余裕があるときに気持ちを切り替えてみる手法の一つとして使えるかと思うのです。
その他のシーンとしても、いつもだったら甘えられないところを『甘え上手な◯◯さんだったらどんなリアクションをとるだろう?』などに使ってみたり、プレゼントを貰った時に『喜び上手な◯◯さんだったら、どんな感じで受け取るだろう?』などなど、使えそうなシーンはたくさんありそうですね。
いつもとちょっと違う受け止め方をしたり、いつもとちょっと違うことを言ってみたり、いつもとちょっと違うリアクションをとってみたりするのに使えそうな局面があったら、良かったらお試ししてくださいませ。
ちなみにいたこっこで『◯◯さんだったら・・・』と、その人になりきってみることを私はかってに“いたこる”と呼んでいます(笑)
今回も読んでいただきましてありがとうございました。

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